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getter robot another story
*初めて来られた方は、お手数ですが「執筆メモ」の注意点をご一読の上、お願いいたします。
ていうか、読んでから怒らないでください^−^;
もちろんダイナミックプロ様とは無関係です。
宇宙から降り注ぐ謎のエネルギー、ゲッター線。
かつて地上で隆盛を誇っていた恐竜帝国…恐竜より進化したハ虫人たちの楽園はそのゲッター線により崩壊し、
残存勢力は地下に逃げ込まざるを得なかった。
ゲッター線はハ虫人の体を破壊する『破壊の女神』であったのだ。
こうして、地上からハ虫人が消え、どれほどの時間がたったのだろうか。
次に地上での覇権を得たのは、哺乳類から進化してきた人類であった。
そして人類は栄華を誇るようになった。もはや彼らに敵となる種は存在しない…
地下に眠る、ハ虫人の末裔、恐竜帝国を除いては…
日本に位置する早乙女研究所。この研究所の所長・早乙女博士は無限の新エネルギーとして、宇宙線・ゲッター線に目をつけた。
そして彼が作り上げたのが、宇宙空間での活動を主目的とした3機のゲットマシンからなる超ロボット・ゲッターロボだ。
だが、地上復活の野望を捨て去ってはいなかったハ虫人がそれを見逃すはずがなかった。
ある日、博士の息子・達人とその仲間二人がゲットマシンにのって実験をしている時であった。
半機械化された恐竜…メカザウルスが突如あらわれ、パイロットごとゲットマシンを撃墜したのだ。
「ゲッター線の研究を即刻中止せよ」という、脅迫とともに…
だが、その要求を拒絶する早乙女博士。
彼はひそかに開発してあった戦闘用のゲッターロボを高校生・流竜馬、神隼人、巴武蔵にたくし、恐竜帝国に戦いを挑む。
…こうして、彼らと恐竜帝国との血で血を洗う長い戦いが始まったのだった…
getter robot another story
キャラクター設定集 執筆メモ イラスト置き場「えんぴつがきアワー」
ドイツ語アルファベットで30のお題〜getter robot another story編〜 ショートストーリー。
第1章 | birth | 彼女は、「兵器」としてこの世に生を受けた… |
第2章 | キャプテン・ルーガ | キャプテン・ルーガ、思慮深く心優しい、勇敢な女戦士… |
第3章 | 「人間」の弟子 | 闘う術を、彼女は学んでいく… |
第4章 | そして、少女はもう一つの世界を見た | そして、彼女は大地を、空を、緑を見た… |
第5章 | Mensch oder Scheusal, wer ist jeweils wer...? | 誰が本当の「バケモノ」か…そしてそれを、誰が決めるのか…? |
第6章 | 満月〜光浴びて、初めて光り輝くモノ〜 | 戦いの前夜、彼女は美しい惑星を見る… |
第7章 | ファーストコンタクト | …そして、ついに彼女は「ゲッターチーム」に出会う…! |
第8章 | 奇妙な「敵」 | 彼女は、本当に「恐竜帝国の兵士」なのか…? |
第9章 | 突然の来訪 | リョウたちの高校、浅間学園に「あの女」があらわれる… |
第10章 | 文次親分達、奇妙な「敵」に会う | 世界発明研究所に現れた謎の美少女。彼女は… |
第11章 | 音楽、人が奏でるモノ | 静かな夜、ハヤトの前にエルレーンが姿をあらわす… |
第12章 | 「ドウジョウヤブリ」だ!! | ムサシの浅間学園柔道部に、危機が迫る! |
第13章 | 再戦!メカザウルス・ラル | 再びゲッターロボの前に現れたメカザウルス… 彼女の牙が彼らを襲う! |
第14章 | 「捨て駒」 | 「捨て駒」。 それが彼女の、役割だった。それのみが… |
第15章 | what makes a monster, what makes a man...? | 「人間」にすら「バケモノ」と罵られた。 …では、彼女は一体、「何」なのか…?! |
第16章 | 緑の草原、風の音 | ハヤトの目の前に現れたエルレーン。 彼を殺そうとはしない彼女…その理由を理解できず、いぶかしむハヤト。 |
第17章 | 星の名を数えて | 夜空を見つめ、星の名を数える少女。 …彼女は本当に、凶悪な敵なのか…? |
第18章 | playing tag! | 草原で突如始まる「追いかけっこ」。 最後に彼女が口にした言葉。それは意外な真実。 |
第19章 | 変わりゆく、彼女の心 | 確実に彼女は、変わっている。 自分の知らない「何か」に、…おそらく、「人間」に。 |
第20章 | playing tag(again)! | 再び始まる「追いかけっこ」。 追い詰められてしまった彼女の涙に、思わずハヤトとムサシは… |
第21章 | 困惑と、ちょっとの嫉妬 | 早乙女ミチルとエルレーン。張り合うミチルの、心は如何に。 |
第22章 | I am "the arms", like your Getter Robot. | そう、彼女は「兵器」なのだ。 「人間」であるにもかかわらず。…いや、「人間」だからこそ。 |
第23章 | 「人間」だけど、「人間」だから | エルレーンは「人間」だ。 だがそれは、果たして彼女を信じるに足る理由になるのだろうか…? |
第24章 | リョウの「妹」、エルレーン | 人間の街にやってきたキャプテン・ルーガとエルレーン。 さて、彼女たちの向かう先は… |
第25章 | リョウの「妹」、エルレーン(2) | ハヤトの姉、神明日香。彼女の目に映ったエルレーンは… 「リョウの『妹』」?! |
第26章 | アメリカからきたロボット! | アメリカ生まれのスーパーロボット、テキサスマックがやってきた! |
第27章 | 2vs2! | ゲッターロボ・テキサスマック対メカザウルス! 勝負を分けたのは、意外な新兵器だった! |
第28章 | お仕事、お仕事っ! | ゲッターナバロン砲破壊のため、研究所に侵入した者。 それは、あのエルレーンだった! |
第29章 | ゲッターナバロン砲を破壊せよ! | ゲッターナバロン砲を破壊せんと近づくエルレーン。 守りきれるか?!紋次親分! |
第30章 | 彼女には存在しない、「未来」 | 何故闘うのか。 その意味を問う彼女に、キャプテン・ルーガは言った… |
第31章 | 対峙 | リョウとエルレーン…オリジナルと、そのクローン。 まったく同じモノでできていながら、しかし彼こそが彼女をもっとも憎悪していた。 |
第32章 | ちいさないのち | ムサシとエルレーン。 「ちいさないのち」を通して、心を通じ合わせる… |
第33章 | 桜(「ちいさないのち」第二章) | …埋葬されたのは、桜の木の元。 その花が咲き誇る春には、もう彼女はこの世にはいない。 |
第34章 | リョウ(私と同じモノでできた、私の…) | 少しづつエルレーンに対する感情が変わっていくゲッターチーム。 しかし、リーダーのリョウだけは… |
第35章 | 月光の下で | 月光に照らされた草原で。 その月光のようなやわらかな彼女の笑顔を、ハヤトはフィルムに焼き付けた。 |
第36章 | かなわぬゆえに、美しい「理想」 | 彼女の望みは美しい「理想」。 だが、「理想」は決してかなわないがゆえに、美しいのだ。 |
第37章 | キャプテン・ルーガ(2) | ゲッターチームとともにいた彼女は、笑っていたから。 だから、キャプテン・ルーガは何も言わなかった。 |
第38章 | 通り雨 | 夏の突然の雷雨。リョウの秘密が、彼女に知られてしまう。 |
第39章 | 疑心と不安 | リョウの過去。そして、絶対に隠さねばならない秘密。 |
第40章 | 最後の満月の日、一つの約束 | やがてくる別れの日の前、彼女が愛した満月の夜。 その日は約束の日。…半年しか生きられない少女の、「誕生日」。 |
第41章 | 夕焼け空、ブランコ | ようやくリョウは、自分の分身と向きあう。 夕日に染まる公園で… |
第42章 | eyes | 彼の瞳は、「人間」の瞳。 やさしいイキモノ、「人間」の瞳… |
第43章 | やがてくる「いつか」、だからその前に | エルレーンはその力を持たなかった。 だから、彼女は微笑うだけ。哀しげに微笑いかけるだけ… |
第44章 | 幸福の手前で | ようやく彼らの意見が一つになる。 だが、それは幸福の一歩手前… その幸福を壊すのが彼ら自身だと、どうして彼らが気づけようか… |
第45章 | 別離 | 別れの時は、唐突にやってきた。 約束を果たす事もできぬまま、勇者は彼女の前から姿を消した… |
第46章 | 別離(2) | エルレーンは泣く。喪失の恐怖に全身を支配されて。 エルレーンは泣く。孤独の恐怖に打ちのめされて。 エルレーンは泣く。最早、彼女を守るものは、もう誰一人いない。 |
第47章 | 復讐の刃 | 狂気と闇の炎。エルレーン自身すら焼き尽くすかのような。 そして、ゲッターチームはただ戸惑う事しかできない… |
第48章 | 復讐の刃(2) | …彼女の復讐は終わらないのか? 彼女自身の中にも、迷いと混乱が渦巻いているというのに… |
第49章 | Mea culpa, Mea maxima culpa | 『それは我が過ちなり、我が最大の過ちなり』 |
第50章 | もしも、戻れるのならば | リョウとエルレーン。夕暮れの草原。 混乱し苦悩する彼女を、リョウはしっかりとその手に抱きとめた… |
第51章 | sui-cidium(sui自分で-cidium殺す事) | エルレーンは選んだ。 しかし、愛しい友人は彼女を拒んだ…「生きて、お前の『答え』を探せ」と。 |
第52章 | 決意(たとえそれが間違っていたとしても) | エルレーンはもうふりかえらない。 彼女は往く。己の選んだ選択肢を… |
第53章 | Forget-Me-Not(「私を忘れないで」) | ハヤトとムサシに別れを告げるエルレーン。 愛しい「トモダチ」の彼らと次に合間見えるのは、戦場だ… |
第54章 | 最後の戦いの場へ | エルレーンの最後の出撃。 その「兵器」である少女に…帝王ゴールは、最後の言葉をかけた。 |
第55章 | the last battle(1) | そしてその時はついに来た。 エルレーンとゲッターチーム、対決の時… |
第56章 | the last battle(2) | 身を切り裂くような哀しみ。それでも、引くことはできない。 彼らは戦う。戦わねばならなかった… |
第57章 | the last battle(3) | その刹那、彼はとうとう彼女が望んでいたことを理解した。 彼はそれを受け入れた。最後のその瞬間に… |
第58章 | Die schlafende Schoene(「眠り姫」) | …まるで「死神」に連れていかれるかのように、目覚めない「彼」。 「彼」の秘密を、とうとう仲間たちは知ることになる。 |
第59章 | あたたかな闇〜人間には、「煉獄」と呼ばれる場所〜 | そこは、生あるものには「煉獄」と呼ばれる場所。 生と死の境目にあるその場所で、彼らは別離の時を迎える。 |
第60章 | 一人きりの生還、そして告白 | つないだ手を離さなかった。けれども、気がつけば、一人。 一人きりの生還、そして彼は自分の秘密を仲間に告げる。 |
第61章 | Requiem〜今はもういない少女のために〜 | 今はもういない、あの少女のことを想う。 遠く離れた場所で、それぞれが… |
第62章 | 朱(あか)い空間 | 目覚めた少女を取り囲む世界。そこは、朱(あか)い空間だった。 |
第63章 | Monologue〜Nobody hears, Nobody knows〜 | 誰も聞くことのない彼女の独白。そして、彼女の決意。 |
第64章 | re-incarnation | 再びゲッターチームの前に姿をあらわす少女… 彼女は、静かな決意を胸に秘めていた。 |
第65章 | 恐竜帝国の謎を追え | エルレーンの口から語られる恐竜帝国の謎… そして、彼らの本当の狙いが今、明らかになる。 |
第66章 | I am "the arms", like your Getter Robot.(2) | 彼らはとうとう目の当たりにした。 今まで見てはいなかった、「兵器」として造られた少女のもう一つの顔… |
第67章 | what makes a monster, what makes a man...?(2) | あの「言葉」。彼女の精神を揺さぶる、あの言葉。 小さなその子に怯える彼女の脳裏に、よみがえる記憶。 |
第68章 | Ride on, Ride on, Ride on! | 二人でなかよく、バイクに乗ろう! たのしいたのしい、初運転(ただし、エルレーンにとってだけ)! |
第69章 | A sweet Dilemma (Forget-Me-Not(「私を忘れないで」)第二章) |
半分に割られた、甘いチョコレート。 そして、ジレンマ。彼女の相反する思いを、そのチョコレートのかけらが示す。 |
第70章 | Homo cantans (うたうひと、ひとはうたう、ひとがうたう、うた) |
ひとはうたう。うたをうたう。 だから、彼女は歌を教わった。彼女もまた、「人間」だから。 |
第71章 | 場違いな覚醒 | うっかりとんでもない場所で目覚めてしまったエルレーン… 慌てて彼女を研究所に連れ帰るミチル…と、そこには文次たちがいた。 かつて、己の命を捨てようとしたエルレーンを救った彼らが。 |
第72章 | Castor et Pollux | カストルとポルックス。双子座の兄弟星。 だが、それらは同じようでも、違う星なのだ。 |
第73章 | 大爆発!くたばれ恐竜帝国 | ついに、恐竜帝国マシーンランドへの強襲のときがやってきた! マグマ層へと突き進むゲッター2… だが、帝王ゴールは戦う前にある決断を下していた。 |
第74章 | 大爆発!くたばれ恐竜帝国(2) | とうとうマシーンランドを破壊することに成功したゲッターチーム! …だが、その燃えるマシーンランドからあらわれたのは…邪悪なる影! |
第75章 | Der Tag, der das Dinosaurier Reich zugrunde geht | 恐竜帝国最後の切り札、無敵戦艦ダイ。 その唯一の弱点を突く秘密兵器とともに、ゲッターチームは再び飛び立つ! |
第76章 | Der Tag, der das Dinosaurier Reich zugrunde geht(2) | 再び無敵戦艦ダイに立ち向かうゲッターチーム… だが、ムサシのミスから作戦は失敗し、彼らはゲットマシンをも失った… そして責任を感じたムサシは、哀しい決意を胸に旅立った…! |
第77章 | Der Tag, der das Dinosaurier Reich zugrunde geht(3) | 長く激しい闘いに終止符は打たれた。 計り知れない犠牲を払いながらも… |
第78章 | 残像(残された者たちをさいなむ、彼の記憶) | 彼の死は、あまりに唐突すぎたから。 だからそこここに残る…彼の残像が。そしてそれは残されたものたちをさいなむ。 その残像の彼が、笑っていればいるほど、強く激しく… |
第79章 | Monologue〜Nobody hears, Nobody knows〜(2) (もしくは、Requiem〜今はもういない人々のために〜) |
再び、誰にも聞こえない、聞くことのできない彼女の独白。 それはまるで、今は亡き人々のための鎮魂歌のように。 最後に彼女はふっと悟った。いとしい人々との、別れのときが来たと。 |
第80章 (最終章) |
そして、少女は永い眠りについた | そして、訪れるはしばしの別れ。 少女は深く永い眠りについた… |