キャラ語り〜巴武蔵（ムサシ）〜
TVアニメ版のムサシは、まさしく「元気で明るい高校生」です。
ちょっと不器用でおっちょこちょい、思い込みがわりと激しくてすぐ感情的になる…
正直、基本的に落ち着いたリョウとハヤトと比べると、彼ばかり欠点が目立ちます＼(＾o＾)／
しかし、だからこそ視聴者に愛されたキャラクターともいえましょう。
まっすぐ素直、失敗も多いけど努力でそれを克服して、
ヒロインのミチルにぞっこんで、泣いちゃあ笑い怒っちゃあフテる。
そんなわかりやすく愛すべきキャラクターであるムサシを見るたび、自然に笑みがこぼれてくる。
…事実、TVアニメ版の彼が負わされた「運命」に、多数のファンが哀しんだと言います。
ゲッターロボというシリーズ全般を通して、巴武蔵というキャラクターには「悲劇的な最期」がつきまといます。
いのちと引き換えに敵を討つ…いわゆる「特攻による死」。
ですが、このTVアニメ版での「ムサシの最期」には、私はそのような意図を見ていません。
彼は、「帰ったらミチルさんに謝らないと」と言っています。
どんなに可能性が低くとも、彼は帰ってきたいと思っていたのです。
彼は、毎日を明るく楽しく過ごしていた高校生だったから。
だからこそ、はじめから「死のう」「死んで皆を守ろう」とは、考えてほしくないのです。
少なくとも、私はそう思っています。
だから、特攻ばっかりさせるスパロボを見てると、哀しくなってきます
（回避フラグがあると助かります(´；ω；｀)）
そして、ムサシといえば必殺技「大雪山おろし」！
彼の出身地である北海道・大雪山から吹く突風の強さのごとくに、相手をぶんぶんと振り回しその勢いのまま放り投げる荒技です。
スパロボシリーズでは、ゲッターロボシリーズの機体の海戦形態（ゲッター3・ゲッターポセイドン・真ゲッター3など）には
ほぼもれなくこの技が最強必殺技としてついてきますが、
TVアニメ版ではこれを使えるのは本当はムサシだけです。
それを見たハヤトも使えた…という設定にしたスパロボや、
ベンケイ操る三号機が「大雪山おろし二段返し」なる技を使えるスパロボもありますが、
やっぱり大雪山おろしはムサシがやるのが一番ぐっと来ますね(´∀｀*)
| ムサシが好きならこの話を見ろ〜ベスト5〜 | |
| 第一位 第五十一話 恐竜帝国の滅びる日 |
ムサシの最期。ゲッターチームとしての彼の最期。 飛び立とうとしたミチルを気絶させ、泣きながら彼は言った。 そしてコマンドマシンごと、無敵戦艦ダイに飛び込んでいったムサシ… 彼が最後に見たのは、なんだったのだろう…？ ムサシ「ごめんよ、ミチルさん。 …オイラ、ミチルさんが大好きです！ だから、危険な目にあわせたくないんです！」 |
| 第二位 第五話 闇をつらぬけゲッターチーム |
ムサシは、リョウやハヤトに比べて「明らかに劣っている」描写がされている。 そして、この章では己の無力さに煩悶するムサシちゃんを見ることが出来ます。 一番確かにゲッターチームの中で技量は低いかもしれない。 確かに問題も多いかもしれない。 だけど、それでも前に進み、なんとかしていこうともがくムサシ君の姿は、 彼らの中で一番人を勇気付けてくれる存在だと思います。 |
| 第三位 第二十一話 アメリカから来たロボット！ |
リョウとハヤト、ジャック・キングが お互い対抗心むき出しでにらみ合ってるのに、 金髪美人のメリー・キングに思い切りでれでれして とっても国際親善なムサシちゃんが見られます。 で、最後にはメリーさんからメリーさんにキスされてご満悦＆卒倒（笑） |
| 第四位 第二話 決戦！三大メカザウルス |
ムサシのハ虫類嫌いが発覚、 ハヤトの用意したトカゲや蛇だらけの部屋に閉じ込められる章（笑） それにより、何とかメカザウルスも怖くなくなったようで何より！ …ものすっごいお友達思いのチームメンバーがいてよかったね、ムサシ！ |
| 第五位 第十七話 狙われた設計図 |
メカザウルスに襲われた街で助けたルミ子になんだかやさしくされて、 妄想全開のムサシちゃん。 ルミ子さんに惚れられる自分の姿をうっとりと妄想… リョウにゆすぶられても全然冷めないその妄想の強度の恐ろしさ（笑） ムサシ「いやー本当困っちゃう、どーしましょー？！」 まあ健全な高校生男子らしいよね、ムサシちゃんは（笑）！ |
 |
| 「ミチルさんのためなら、オイラ死んでもいい！」 彼がこの言葉を口にした数話後、それは現実となる― |
