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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」!


相談22:
せっかくなのでお悩み相談してみます。
私には妹がいるのですが、どうも好き嫌いが激しく
どうしても玉ねぎを食べてくれません。
どうしたら食べてくれるでしょうか…。
(「どどど」さん)


ブロッケン:そんなもん喰わんでも人間立派に生きていける!以上!!
あしゅら:ばばばば、馬鹿たれーーーーーッ!
いきなり何と言う回答で話を一気に終わらせておるかーーーーーッ!!
ブロッケン:我輩もタマネギは嫌いだ。特に生のものはなおさら好かん。
だが、喰わんでもこうして我輩は健康で生きておる。いらん、タマネギとか
あしゅら:お、愚か者があッ!(と、思いっきりブロッケンの頬をひっぱたく)
ブロッケン:ぐうッ?!な、何をする、無礼者があッ!
あしゅら:お前、「食育」という言葉を知らんのか?!
ブロッケン:「ショクイク」?
あしゅら:要するに、「食べること」を通して、「よく生きること」を学ぶ…子供に学ばせる、ということだ。
日本では2005年に食育基本法が成立した
ブロッケン:…だから?
あしゅら:…「だから?」じゃないだろう!つまりだ!
「タマネギが嫌い→喰わない」でオーケー、などという安易な回答は、「どどど」の妹の教育によくないといっておるのだ!
ブロッケン:…ふーん?
あしゅら:…お前、やる気ないだろ
ブロッケン:いやいや?…さーあ、お得意のジャンルの相談だろう?
さっさと回答してやれよ、なあご立派な夫婦者のあしゅら男爵殿?

あしゅら:…(こいつ、この間からの事を根に持っておるな)。
ブロッケン:さあ、どうした?
あしゅら:うーむ…だが、ひとつ大事な点が抜けておってな
ブロッケン:何だ?
あしゅら:こ奴の妹の年齢がわからんのだ
ブロッケン:年がそんなに大事か?
あしゅら:ああ。…幼稚園児くらいの子供だと、偏食が強烈に出ることが多いのだ。
むしろ、一般的といっていい。この場合は「克服」というのが非常に難しい
ブロッケン:ほう?
あしゅら:作者:ゆどうふもトマトに非常な嫌悪感を抱いていたそうだ
ブロッケン:別にそんな役にもたたん豆情報はいい
あしゅら:それに、子供の舌はまだ味覚がよく発達していない…そのせいもあるのだ
ブロッケン:だったら、どうすればいい?
あしゅら:タマネギに対して激しく泣き叫んで吐き戻してしまうようなら、しばらく控えたほうがよかろう。そのほかの野菜で栄養を補え
ブロッケン:そんなことでいいのか?
あしゅら:ああ。で、もう少し大きくなってから、料理に紛れ込ませる。
たとえばよく刻んでハンバーグに入れてしまったりすると、平気でわさわさ喰ったりするぞ
ブロッケン:…そんなものかね
あしゅら:そうだ。小学生高学年ぐらいだと、だいぶ分別がついてくる。
「食べなさい」と言えば、我慢して食べることもできるだろう。
しかし、アレルギーには気をつけねばならん。その場合の無理強いは命取りになってしまうからな
ブロッケン:ほう
あしゅら:まあ、「どどど」よ。そのうち開眼してタマネギをうれしそうに食いだす時も来るだろう。
しかし、「無理やり喰わす」という昔ながらの方式はプラスとはいえない。
調理方法を変える、食卓の雰囲気を楽しくする…いろいろな方法で、「体験」させてやるとよかろう
ブロッケン:だが我輩はタマネギは喰わんからな
あしゅら:お前なんぞどうでもいい勝手にしろ
いい大人なんだから、自分の喰い物ぐらいは自分で管理しろ
ブロッケン:ああ、勝手にさせてもらってるさ
あしゅら:…お前なあ、コックのレアルコスからひどく苦情が来ておるのだぞ!
生魚だのタマネギだのピーマンだの!残しすぎだろうさすがに!
ブロッケン:…いい大人だったら、勝手にすればいいんだろう?
あしゅら:ちょっとは克服してみろ!後、残すときは食べ物さんにゴメンナサイ言え!
ブロッケン:…(やれやれ、なんか火をつけてしまったようだ!)。