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ジンギスカン(Dschinghis Khan)にあこがれて


Komm doch heim(家に帰って)

★対訳
彼は夢とともに去っていった
朝焼けの中を、駆けていった
私は残され、彼が行くのを見ていた
そして、強く、毅然とありたいと願った
日々を数え、木に切り傷を刻む
はるか遠くに視線を移しながら
けれど、夜が来れば、私は私の誇りを忘れてしまう
私の元に返ってきて、と、彼に請うてしまう―

彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
私のもとに
そうでないと、私は一人ぼっちだから

風の音を聞く、時は流れたと
三回目の夏が国にやってきた
彼はまだ生きている、と
私はこいねがう
彼の手の感覚を
それで私はまだ待つことができる、他の女たちがそうしているように
それでも黒い夜は違う
炎はただくすぶり
目に映る、昇っていく煙
もうこれ以上流す涙などない―

彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
私のもとに
そうでないと、私は一人ぼっちだから

彼は駆ける、彼は駆ける、彼は駆ける、
ずっと、ずっと、ずっと
彼の中に燃える炎
彼は駆ける、彼は駆ける、彼は駆ける、
ずっと、ずっと、ずっと
彼の中の憧憬は、いまだ満たされないのだろうか―?
彼は駆ける、彼は駆ける、彼は駆ける、
ずっと、ずっと、ずっと
彼は知らないのだ、明日が彼をどこに連れて行くかを
彼は駆ける、彼は駆ける、彼は駆ける、
ずっと、ずっと、ずっと
冷たい朝焼けの中さえも、彼は駆け抜けていく

帰って、家に帰ってきて

彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
彼は騎兵、彼は騎兵、彼は騎兵
帰って、家に帰ってきて
私のもとに
そうでないと、私は一人ぼっちだから

★解説
戦は、「永遠に待ち続ける者」をつくる。
いつの世も―