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俺たち時間管理マニア
習慣ってやつを考える。(2)


さて、この習慣というものは、各人の能力向上にも大きくかかわっています。
何故なら、習慣というものは継続性があるからです。

継続、というものが人にどういう影響を与えるか…
高校のクラブ活動を例にとって考えて見ませうか。
たとえば、私は高校三年間演劇部に所属していました。
ほぼ毎日、放課後の2時間ほどを「発声練習」「台本を覚えて、自分なりに解釈する」「演技する」ということに費やしてきたわけです。
その結果…私は、さして苦もなく腹から声が出せるようになりましたし、
文章や物語から自分なりの見方をはっきりと取り出して表現することが出来るようになりましたし、
多少の演技なら何のテレもなくできます。
もちろんそのどれもがもっと修練いりますが、それでも周りの人よりはこの面の能力が高くなったことは事実です。
でも、例えば…私が、マンガ研究部にはいっていたらどうだったのか?
1日2時間、マンガを読んだり書いたりすることに費やせば?
そうすれば、私はきっと今頃もっともっと絵がうまく書けるようになっていたはずです。
脳内のイメージをマンガやイラストというかたちで…
そして、クリエイティビティ(創造性)あふれる人間に。
バスケットボール部だったら?
そりゃあきっと、機を見るのが上手で、チームワークというものを理解し、
自分の役割をきちんと果たすという責任感あふれる人間になっていたでせうね。
だって、バスケってそういうものですものね。
1日2時間も費やしていれば、しみつきますよね。

どうですか?継続した活動が人間の能力形成に大事ってこと、ここからわかりますよね。
みなさんもクラブ活動をされたことがあるなら、自分がそこからどんな影響を受けたのか、考えてみると面白いですね。
そして、感じてください…継続は力なり、っていう、昔ながらのことわざの真実味を。

そして、その能力・そして技能を身につけるのに、
習慣というものを利用すればいい
んですよね。
例えば、私の習慣の一つとして、
「毎晩11時〜11時半まで、小説を書く」というモノがあります。
全然筆が進まなくても、エディタ起動して…考えてるんです、30分ずっと。
これは二年ほど前からずっとやっている習慣ですが、そのおかげで曲がりなりにも一つ長編作品完成してます
で、今も連載を続けていられますし^^
ですが、この時間を「韓国語学習」にすれば、私はコリアンスピーカーになれます。
「パッチワークづくり」なら、イカした作品と器用さが。
「イラストかき」なら、絵のうまさが。
「読書」なら、広範な知識と精神の向上が。
それぞれ見込めるわけです。
こういったモノは、一回やったからといって身につくものではありません。
全て継続のなせるワザ…それゆえ、習慣というものの力は大きいのです。

習慣を身につけるにはどうすればいいか?
人間の行動生理学からいくと、大体一つの習慣が身につくには約1ヶ月、30日かかるとのこと。
ですから、習慣を身につけるためには…
一日くらいポシャってもそこであきらめず、ともかく続けること
です。
毎日ラジオ英会話聞く。一回聞けない日ができても、次の日また聞く。
そのうち、「やらないと気持ち悪くなる」ほどになります。
これは、悪い習慣をなくす、という逆のアプローチでも同じです
(ただ、喫煙やアルコール摂取など、依存性が高いものについては
専門家によるカウンセリングを受けたほうがいいでせう。
特別な薬がもらえたり、グループセッションを通して自己管理力を高めたりする機会が得られます)。

参考:習慣について書かれた本
「7つの習慣ティーンズ」ショーン・コヴィー キングベアー出版
(お父んの「7つの習慣」より、はっきりいってこっちのほうが読みやすくて好き(笑))
「いつもなぜかうまくいく人、頑張っても報われない人」キース・エリス 実務教育出版