誘拐狂詩曲(Kidnap Rhapsody)
キャラクター紹介


☆この中篇作品には、「マジンガーZ」のキャラクターが登場しています。
ですが、これらのキャラクターの設定はゆどうふ設定です(下敷きにしているネタはありますが)。
そのため、彼らの過去などについてはゆどうふの捏造にすぎませんので、その点ご了承ください。

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● あしゅら男爵
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ドクター・ヘルによって甦らせられた長身の怪人。
彼がミケーネの遺跡から発掘した男女一対の夫婦のミイラを素体に、
欠損した半身を継ぎ合わせるようにして造った。
性格は…普段は落ち着き払っているものの、どうも抜けたところがある。
そのため光子力研究所攻撃の作戦も失敗の連続で、そのたびに
ドクター・ヘルに詫びまくる。
同僚になるブロッケン伯爵とは超絶に仲が悪い。

↓ここからゆどうふ設定(選択で反転してみてください)
彼・彼女は、古代ミケーネ(暗黒大将軍たちの時代よりもっと過去)の将であった
「エンデュミオン」「ラオダメイア」である。
剣聖、姫将軍とうたわれた二人であったが、一人娘を病で失った際に、
そのいのちを助けんと、禁忌とされていた魔術を使ってしまう。
魔術は失敗し、彼らは娘同様にいのちを失う羽目になった…
しかし再び生を取り戻した時、その二つの魂は、たった一つの身体に無理やり詰め込まれたがために
その記憶を失ってしまっている(同時に、思考などにも混乱をきたしている)。
彼らはその記憶を、自分たちの「名前」を取り戻すことを望み、己の故郷を探してさまよっている。

この設定は、ショートストーリー"The invincible Couple(「無敵の二人」)"
つながるものである(まだ完成してないけど^−^;)

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● ブロッケン伯爵
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かつてはドイツの軍人であったが、戦場にて爆破に巻き込まれた際
頭部が首から千切れ飛ぶという死傷を受ける。
しかし、その彼をドクター・ヘルがサイボーグとして甦らせた。
彼の頭部は着脱可能であり、反重力装置が備え付けられているといわれる。
性格は冷酷・冷徹。そしてプライドが高い。
同僚になるあしゅら男爵とは超絶に仲が悪い。

↓ここからゆどうふ設定(選択で反転してみてください)
彼は数十年前、ドイツの伯爵家に生まれた跡取り息子
「ミヒャエル・アルフレート・ブロッケン伯(Graf von Brocken)」…「ミヒャエル・ブロッケン」である。
彼には相思相愛の幼馴染であるラウラ・シュナイダーという娘がいたが、
結婚を目前にして彼女を事故で失ってしまい、しかもその最期にまみえることすらできなかった。
その出来事が彼をすさませ、神を呪う冷酷な青年に変えた。
たった一人の親友であるベルント・レーマンをも残酷な事件で失った彼にはもはや希望もなく、
「事故死」した後ドクター・ヘルに改造された時も、「神への復讐」を誓ってヘルに従うことを決めた…
「ミヒャエル」という、自分の「人間」としての「名前」を捨て去って。

この設定は、ショートストーリー"Zwei silberne Ringe, ewige Liebesbande"
"der engere Freund des "Graf Dracula""

下敷きにしたものである(こちらも読めばカンペキ)

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● 鉄仮面軍団
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あしゅら男爵の配下であり、皮の鎧と顔を覆う鉄仮面を身につける。
剣で戦うほか、さまざまな工作活動もこなす。
グラウコスはこの鉄仮面軍団の一員である。

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● 鉄十字軍団
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ブロッケン伯爵の配下であり、戦時中の軍服を身につける。
銃などで戦うほか、様々な工作活動もこなす。
ルーカスはこの鉄十字軍団の一員である。

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● ドクター・ヘル
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光子力研究所を狙う悪の天才科学者。




+++++++++++++++ここからいつものひとたち+++++++++++++++




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● エルレーン(El-raine)
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「人間よりとっさの思考スピードに差がある」というハ虫人類の弱点。
ゲッターチームと戦う上でその弱点がネックになっていると考えた恐竜帝国が、
リョウのDNAを利用して作ったクローン。
ガレリイ長官が作成主。

50体のクローンの生き残り、No.39(だが、本人はナンバーで呼ばれる事を嫌う)。
彼女は残りの49体を全て自分の手で殺し生き延びたのだ。
その後、恐竜帝国のキャプテン・ルーガに預けられ、彼女から恐竜剣法や生きる術を学ぶ。
だが、恐竜帝国に身をおきながらも、彼女は「人間」であるゲッターチームに自ら近づき、
自身と同じモノである「人間」を知ろうとする。
様々な出来事を経て、彼らとの間に友情を育むが…
ゲッターチームが親友・キャプテン・ルーガを倒してしまったことにより、事態は一変する。
リョウたちへの思いと、親友ルーガを殺した彼らへの憎悪との相反する感情に苦しめられ…
ついにはリョウのイーグル号を道連れに自爆する。
しかしその際、あまりに近いモノ同士であるリョウの精神の中に彼女は取り込まれた。
以後、彼女は自分を救ってくれたリョウのために、その仲間であるゲッターチームのために戦う事を誓う。
そして彼女が恐竜帝国の様々な情報を提供したことによって、
早乙女研究所は恐竜帝国マシーンランドを発見、その破壊に成功する。
恐竜帝国の滅亡を見届けた彼女は、自分はもはや存在意義を失ったと感じ、
リョウの中で深く永い眠りについた…
リョウの精神の中で、全てを見ながら、彼女は眠りつづけていた。

彼女はリョウとは違い女の子のようにふるまう。
彼女には基本的に知識が欠けており、唐突な行動に出る事が多い。
ただし、機械方面には異様に詳しい(ガレリイ長官が、エルレーンの作成時に施したインプット知識の関係)。
特に彼女は言語運用において問題が多い(まだ知らない、「白紙」という意味で)。

性格は、とことんマイペース。
というよりも、そうならざるを得ない。
おっとりとした態度、子どもっぽい話し口調などからわかるように、
普段はふんわか、ふわふわとしている
(ただし、戦闘時はまったく別…その時は、「さすがに顔つきが変わる」<キャプテン・ルーガ談>)。
しかし、根は案外理を重んじる面があり、物事の意味や道理を求めたがる傾向がある
(彼女が好む「どうして?」という問いかけは、その面が如実にあらわれる言葉でもある)。

エルレーンは「兵器」として作成されたため、非常に高い戦闘能力を生まれつき持たされている。
格闘技はいうまでもなく、キャプテン・ルーガから教わった
恐竜帝国に伝わる剣術、恐竜剣法をも使いこなす。
また、エルレーンの特殊な力として、「見たものをそのまま真似られる」力がある。
彼女はこの能力を使い、かつて敵として対峙していたゲッターチームのメンバー・巴武蔵の必殺技「大雪山おろし」を用いることができる。

キャプテン・ルーガによって名づけられたその名の由来は、恐竜帝国の古い言葉
…『エル(El)』は風、『レーン(raine)』は滅び。
『滅びの風(El-raine)』、
恐竜帝国の古い伝説にある、地上にかつて栄えていた恐竜帝国を滅ぼした破壊の女神の名…
つまり、『ゲッター線』の意味である。

未来の世界にて恐竜帝国と再び対決した際、キャプテン・ルーガを失いながらも
帝王ゴールともどもに恐竜帝国マシーンランドを葬った。
キャプテン・ルーガから形見として受け取った一振りの剣と火龍石のペンダントを、
いつも大切に身につけている。

貧乳気味なのがコンプレックスであり、「おっぱいのおっきい人」が無条件に好きである
(彼女自身は気づいてはいないが、それは「母親」といえる人物・キャプテン・ルーガの特徴のひとつ)。

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● 早乙女 元気
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早乙女研究所の所長・早乙女博士の次男。小学生。
いつも明るく元気だが、おっちょこちょいな面がある。
自分より年上の人間に囲まれているせいか、多分に大人びた発言をすることが多い。
逆さにかぶった野球帽がトレードマーク。

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● 流 竜馬
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ゲッターチームのリーダー…ゲッタードラゴン、真・ゲッター1のパイロット。
真面目で一本気な性格。浅間学園サッカー部のキャプテンも勤める。

実家が剣道の道場であり、両親には後継ぎが必要だった。
なかなか子供が出来なかったため、ようやく生まれてきた女の子であったが「男」として育てる事にした。
そのため実際の性別は女だが、戸籍上は「男」となっている(そのため学園でも男子生徒としてふるまっている)
本人もその事に関しては複雑な気持ちを抱きながら、男性として生きていこうとしている。

自分の分身でありエルレーンを取り戻し、再び現代に帰れて一安心。
多少過保護の気が出てきている暴走しがちなリーダーさん。

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● 神 隼人
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ゲッターチーム…ゲッターライガー、真・ゲッター2のパイロット。
皮肉屋。だがクールで思慮深いため誤解されやすいタイプでもある。

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● 車 弁慶
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戦死したムサシの後を継ぎゲッターポセイドン・真・ゲッター3を操縦する。
野球部。
マイペースを崩さない、動物と子どもを愛するのんきな快男児。