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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」！

相談6：
こんにちはあしゅらさん、ブロッケンさん
私は体の半分が男、半分が女のあしゅらです
この前に首が取れる糞野郎に
オカマ怪人といじめられました
どうすれば首が取れる糞野郎をいじめられますか？
（「あしゅら」さん・♂♀）

ブロッケン：ハイちょっとこっち来い貴様
あしゅら：ふっ、何だ騒々しいな
ブロッケン：…な・に・が・「騒々しいな」だッ！貴様、一体何を考えておるッ？！
あしゅら：ふふん、今日はいつもにもましてテンパっておるな。一体どうしたと言うのだ？
ブロッケン：とぼける気かッ！これだこれッ！
あしゅら：ぬ…！これはッ
ブロッケン：貴様だろうがそれを書いたのはッ！
あしゅら：ぬぬ…何と言う達筆だッ！まるで流れるがごとき筆運び、実に美しい…ッ！
ブロッケン：じゃかましいわボケがーーーーーーーーーッッいっぺん生と死の境目経験させたろかこのオカマ怪人がぁーーーーーーーーーーッッ！！
あしゅら：ち、ちょっと待て、ブロッケンッ！てゆうか私はもういっぺん死んでる！てゆうかよく考えたら二回も死んでるぞ！
ブロッケン：そうかそうかそれならこれが三回目だあッ！死ねいッ！
あしゅら：お、落ち着けブロッケンッ！
ブロッケン：いいや待たんッ！いざ、天誅加えてくれようッ！！
あしゅら：ま、待てとゆーに！わ、私はこんなものを書いた覚えはないぞッ！
ブロッケン：何をたわごとを！聞く耳もたんわッ！
あしゅら：聞けと言っておろうがッ！…本当に、私は知らんッ！だいいち、自分でやってる相談室に自分で相談を送る馬鹿が何処にいるかッ？！
ブロッケン：む…
あしゅら：…わかったか、ブロッケン
ブロッケン：で、では、誰だと言うのだ？貴様以外にいるわけなかろう、「体の半分が男、半分が女」などという奴は
あしゅら：そうだな。「首が取れる糞野郎」というのも、貴様以外にいるわけなかろうな
ブロッケン：…では、一体これは…
あしゅら：！…もしや
ブロッケン：何か思い当たることでもあるのか？
あしゅら：…平行世界、だ
ブロッケン：平行世界（パラレルワールド）？
あしゅら：そう。この世界とほとんど同じでありながら、何かが違っている。そういう別世界のことだ
ブロッケン：…すると、これは
あしゅら：そうだ。おそらく、平行世界の私から届けられたものだ
ブロッケン：し、しかし…平行世界とはな。とんだSFだ
あしゅら：多分これは「原作版（コミックス版）」の私たちの世界からのものだろうな
ブロッケン：そうか、我輩たちは「テレビアニメ版」だからな
あしゅら：そう。作者ゆどうふだが、実はこのマジンガーのページ…キャラクターとしては戦闘記録・キャラ紹介、そしてこの悩み相談に関しては「テレビアニメ版」のイメージを使っているのだが、小説のほうでは「原作版（コミックス版）」のほうのイメージを使っているのだ
ブロッケン：しかも我輩は桜多吾作版、貴様は永井豪版と使い分けアリでな（注1）
あしゅら：うむ。…これは、その世界の私が出した相談なのだろう
ブロッケン：…なるほど
あしゅら：何を納得している？
ブロッケン：いや、どんな世界であろうとも、貴様は我輩の純然たる邪魔者で我輩をイラつかせむかつかせる存在でしかないのだなあと思ってな
あしゅら：…それはこちらのセリフだ、この首なし男めッ！
ブロッケン：やかましいわっオカマ怪人があッ！
あしゅら：ちいッ！言うてはならんことをッ！…くらえバードスの杖ビーム！
ブロッケン：くッ！…ならば、これでも喰らえいッ！マグナム44の鉛玉、特別に馳走してくれるわあッ！
あしゅら：うおおおおッ！し、シャレにならんぞッ！
ブロッケン：やかましい！今日こそ引導渡してくれるわあッ！
あしゅら：相談の答えはどうするのだ相談の答えはあッ？！
ブロッケン：答えか！答え…
「人間、誰でも気のあわない奴はいる」これで十分だああッ！
あしゅら：うわああッ！…く、今日はいつもにましてブチキレておるなッ！
ブロッケン：はあああああああああッッ！！
あしゅら：そ、それでは、別世界の「あしゅら」よ！このように、どうしてもお前と気のあわん奴はいるものだ！
できればブロッケンには近づかないようにしろ！そうやって、不要な摩擦を起こさない心構えが、お前の毎日を平安にするはずだッ！
ブロッケン：逃げるなあしゅらあああああああッッ！！
あしゅら：お、来おったなッ！…それでは私は逃げるので、これでなッ！

注1：何故かといえば、あしゅら男爵は永井豪版のほうが格好よく、ブロッケン伯爵は桜多吾作版のほうが格好よいからです。
ブロッケン伯爵などは、永井豪バージョンだともう忘れたい格好悪さです。しかし桜多版だと惚れてしまうほどにカッコイイ＾＾
私の小説では、さらに勝手な脳内設定を付け加え、ものすごい創作に仕上げてあります。覚悟がある方はどうぞ（笑）