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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」!


相談26:
こんにちは、あしゅら男爵とブロッケン伯爵。
私は方向音痴です、
どうすれば直せますか?
(「マサキ・アンドー」さん・♂)


ブロッケン:プフー(笑)!!
あしゅら:ちょ、ちょっと、ブロッケン!

ブロッケン:方向音痴ぃ?!「マサキ・アンドー」とやら、お前は地図も読めんのか?!
あしゅら:ま、待てって!ちょっと待てって!
ブロッケン:地図を持っていて、何をどうしたら迷うというのだ!もうこれはアレだな、カーナビでも背負って歩くがいい、GPSでな!
あしゅら:待てといっておろうが、ブロッケンッ!
ブロッケン:…ちっ、何ださっきから、うるさいな!
あしゅら:ちょ、ちょっとこっちに!こっちに来い!
ブロッケン:…何だ?
あしゅら:…あのな、非常に…お前の発言は危険だぞ?
ブロッケン:何故だ?
あしゅら:…(ひそひそ)。
ブロッケン:―はあ?!これを書いている筆者・ゆどうふも、ドひどい方向音痴だと?!
あしゅら:し、しーっ!デカイ!声がでかすぎる!

ブロッケン:そ、それは…知らなかった
あしゅら:だ、だから、まあ、あの、言動をもうちょっと穏便にしておけ、な?
ブロッケン:…しかし、そうなのか…方向音痴か
あしゅら:ああ。地図はもちろん持つ(くるくる回す)が、それでも迷うそうだ
ブロッケン:…。
あしゅら:職場の飲み会で、最寄り駅から徒歩五分の飲み屋に行き着くのに一時間かかったり
ブロッケン:料理コースの半分くらいはもう消費されたな
あしゅら:ああ。自分の席の前、小皿に無造作に突っ込まれた刺身2、3枚を見た時猛抗議したそうだが、もうすでにまわりは出来上がっていて聞いてもくれなかったという
ブロッケン:はあ…
あしゅら:後、出張に出ていつものように迷い、二時間歩き回った挙句、近くを散歩していた地元の夫婦に案内してもらう羽目になったり
ブロッケン:…。
あしゅら:…と、いうわけで、方向音痴は筆者・ゆどうふもひどいらしい
ブロッケン:治そうとはしたんだろう?
あしゅら:ああ。いろいろとアドバイスをえて、だいたいこんな回答を得たそうだ
ブロッケン:ほう?どんなものだ?
あしゅら:まず、地図を見る時は、目的地までの道のりに、はっきりみてわかる派手な建物やわかりやすい公園などがあるか見つけ、それらを確認しつつ進むこと
ブロッケン:基本だな
あしゅら:それから、今自分が東西南北どちらのほうこうに向かっているのかのイメージを、常に頭に描きながら動くこと
ブロッケン:ふむふむ
あしゅら:太陽の位置と現在時刻から、だいたい方角はよめたりもする、とか
ブロッケン:雨だと使えんが、まあそれもありだな
あしゅら:そして、地図と見比べるときは、かならず信号機・交差点名が書かれた地図を持ち歩くこと
ブロッケン:ああ、Mapionとかの地図だな
あしゅら:そうすれば、信号機のあるなし・ついている交差点名のプレートでどの角なのかがわかり、間違わない
ブロッケン:ふーむ、なるほど
あしゅら:と、いうようなことを教わったらしい。「マサキ・アンドー」よ、参考にしてくれ
ブロッケン:…おい、あしゅら
あしゅら:何だ?
ブロッケン:それで…治ったのか?
あしゅら:え?
ブロッケン:治ったのか、筆者・ゆどうふの方向音痴は?
あしゅら:…。

ブロッケン:…お、おい、まさか、
あしゅら:ま、「マサキ・アンドー」よ!人間、あきらめないことも大事だが、どうしても向いていないこと、どうしても苦手なことはあって当然だ!
そういうことは、他人を頼るのがいいと私は思うぞ!
ブロッケン:おいちょっとまて、あしゅら?!
あしゅら:というわけで、移動の際には誰か頼れる人間に一緒についてきてもらえ!それで万事オッケーだ!
ブロッケン:お、オッケーか?!
あしゅら:オッケーだ!
ブロッケン:…も、問題は何も解決していないような気がするが?!