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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」!


相談1:
「こんにちわ、あしゅら男爵さん、ブロッケン伯爵さん。
実は私には、好きな男の子(キャッ☆)がいるんです
でもその人とは、いつの間にか何だかケンカ友達みたいなカンジになってしまいました。
いつも一緒にいるのに、デートにも誘ってくれません。
その上、その男の子ッたら、美人の女の子が現れるたびにデレデレして…
あまりにムカツクもんだから、この間は機械獣にあてるふりをして
その子のロボットにミサイルをぶち込んじゃいました
でも、こんなことしてちゃいけないって、本当はわかってるんです。
その男の子と仲良くするためには、どうすればいいんでしょうか?

(「悩める乙女」さん・♀)


あしゅら:…。
ブロッケン:…。
あしゅら:…。
ブロッケン:…。
あしゅら:…どうする、ブロッケン…
ブロッケン:…いや、どうするも何も…
あしゅら:い、一応…答えねばならんだろうな?
ブロッケン:あ、ああ…い、一応、悩んでるようだしな。
あしゅら:さ、さて…
ブロッケン:要するに、惚れた男を振り向かせたい、というわけだな
あしゅら:ははは、年頃の娘らしい悩み事ではないか!
ブロッケン:っていうか、ぶっちゃけ無理だろう
あしゅら:?!…き、貴様、何を?!
ブロッケン:いや、だってそばにこの娘がいて、でも美人の女が現れるたびそっちにデレデレするっていうことは、こりゃあ全然脈ナシってことじゃあ
あしゅら:とおーーーーーーーーーーっっ!!
ブロッケン:げ、ぐはっ?!
あしゅら:貴様!乙女の純情を一体何だと思っとるのだ!
ブロッケン:な、何をするのだこのオカマ怪人めッ!
あしゅら:誰がオカマ怪人だ失礼なッ!
ブロッケン:お前だお前ッ!!
あしゅら:ええい、貴様には乙女心がわからんのか!
ブロッケン:わかるかそんなもん…って、ああ、そうか!貴様は半分女だからわかるのか?!
あしゅら:ふん…わからいでか
ブロッケン:ほーう、それじゃ聞かせてもらおうか…さあ、どうすればいいのだ?
あしゅら:ふふん…それでは、まず、「悩める乙女」よ。その男を振り向かせるために、お前ができる事…
ブロッケン:ふむふむ
あしゅら:ひとかけらの水晶を砕いた粉・真珠をすりつぶした粉を澄んだ湧き水にとかしたモノを用意する事だ。
ブロッケン:…?
あしゅら:そして満月…欠けたる所のまったく無い月の夜、その水を浴びた後に満ちた月の光を浴びれば
ブロッケン:…って、そりゃあ「恋のおまじない」だーーーーーーーーーッッ!!
あしゅら:何だ!一体何が問題なのだ?!
ブロッケン:そんなもんなら「My Birthday」でも買わせとけーーーーーーーーーーッッ!
あしゅら:何を言う!私が娘時代はこうしておったぞ!
ブロッケン:そりゃあ古代ミケーネの時代だろうが!まったく、そんなたわごと、単なる迷信に過ぎぬわ!
あしゅら:め、迷信だと?!そんなことはない!現に私もこれで私を…
ブロッケン:…って、お前らがそのまま物証なのかーーーーーーーーッッ?!
あしゅら:ふん、遠い昔の思い出よ…
ブロッケン:頬赤らめるな気色悪い。…もうちょっとマシなアドバイスはないのか?
あしゅら:うむ…ブロッケンよ、お前がその男だったらどう思う?
ブロッケン:どう思う、って…とりあえず、我輩はミサイル撃ってくるような女は嫌だな
あしゅら:そ、そうでなくて…
ブロッケン:いやいや、だから、だ
あしゅら:…?
ブロッケン:つまりだな、「悩める乙女」よ。お前のそういう気の強いところが、その男の気に喰わんのではないだろうか?
あしゅら:ほほう
ブロッケン:確かに、その気の強いところもお前らしさであり、お前の魅力ともいえるだろう。だが、その男の好みではないかもしれない、ということだ
あしゅら:ふむ、一理あるな
ブロッケン:その男の趣味というのを一度考えてみることだな。それで自分と全然違う女がその男のタイプだった時は、まあ…アタックするかあきらめるか、それはお前のこころ次第だ
あしゅら:そうだな
ブロッケン:まあ、こんなもんだろうか。「悩める乙女」よ、参考になったか?
あしゅら:ちなみに水晶などは自然石を売っている店で購入できるぞ。真珠は質の低いものでもかまわん
ブロッケン:まだ言うかそれを
あしゅら:ああ、後…
ブロッケン:後?
あしゅら:いくらムカついても、ミサイルは撃たない方がいいと思うぞ
ブロッケン:…我輩も、そう思う
あしゅら:それでは、恋の成功を祈っておるぞ
ブロッケン:まあ、適当に頑張れ、「悩める乙女」とやら!