お絵かき掲示板アワー


「な、No.0は…No.0は、月が、好きで!
チョコレートが、好きで…
やさしく笑う、女の子だったもんッ!
…な、No.0はアタイの『トモダチ』なんだ!…
『トモダチ』を助けたいっていうのが、
どうしてダメなのさッ…?!」


第四十三章・
「救い」を願う者より。

「…だから、」
彼女の表情が…その刹那、一変した。
そのリョウのクローンは、にこりともせずに…
まったく真顔で、冷静に言い放った。
「俺のために死んでよ、…『おかあさん』?」

第三十九章・
the decisive Battle(2)
より。


「うふふ…だったら、その前に」
少女は、天を仰いだ。
「…俺、やらなきゃいけないことが、
…どうしても、やりたいことがあるんだ。
…だから、ちょっとだけ…待っててくれよ、な」

第五十二章
「死の風(El-「風」sion-「死」)」
より。

「俺…お前らに、会えて、…よかった。
…お前らのおかげで、俺、信じられた…
『人間』が、やさしい…
本当はやさしいイキモノだって、信じられた…!」
「エルシオン…!」
「ティファ。ガロード。ジロン。チル。…忘れないで」
「な…何をだよ?!」
「俺が、いたこと」
「…!」
「それだけで、いいんだ。
俺が、確かに、生きていたってこと…忘れないで」
「忘れない!忘れないよ、エルシオン…!」
「忘れるもんか!…忘れられるもんか!」


第五十三章・
Forget-Me-Not(「私を忘れないで」)
より。
『…ありがとう、お前ら…忘れない!』

さよなら、No.0…エルシオンさん記念。