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「ゲッターロボGと私。」


第二十六話 鬼になったあいつ!
☆三行あらすじ紹介
ハヤトが偶然に街で出会った、奇矯で派手な振る舞いをする男。彼の名はイサム…ハヤトの幼馴染だった。
「でっかいことをやってやる!」といきまくイサムは、何とヒドラーの口車に乗り、鬼に…暴竜鬼になってしまう!
○そして、メカ暴竜鬼とゲッターライガーの対決!倒れ付したイサムは泣く。泣きわめく。人の姿を、人であることを捨てたことを後悔して。友の死に、ハヤトは絶叫して街を駆け抜ける…
☆ゆどうふ感想
今回一番可哀想な役の人…元支部長の百鬼百人衆(笑)
この人、ヒドラー曰く「一番の切れ者」だったらしいんですが…
いやあ、どんな才能ある者でも、運がなければこんな目にあって人生おしまいという
非常にシビアーな現実を見たような気がします^−^;
○ハヤト、コイントスでベンケイと勝負。
だが、その結果も見ないうちから表裏を予言、さっさと出て行く。
そして、部屋にはハヤトの予言どおり表面を見せたコインが…!
ベンケイ「このぉ〜、かっこよすぎるってんだよォ!」
イサム「今に、必ずでっかいことをやってやるからな!」
そういって、百鬼帝国の一員になってしまうハヤトの幼馴染、イサム。
ハヤトの必死の説得を、彼はもっともらしい正論で封殺した。
イサム「人には人の生き方がある!
ハヤト、お前にはお前の生き方が、そして俺には俺の生き方があるっ!」

曇りなき強い目でそう言いきったイサムに、ハヤトは何も言い返せなかった…
○戦いの決着。ハヤトのライガーは、メカ暴竜鬼を打ち破った。
自分の母親に似た老婆を死なせたイサムの脳裏に、母親の戒めがよぎる。
「人様に迷惑をかけてはいけない」と。
その時、はじめて彼は悟ったのか…「金と力」だけが、全てではなかったことに。
イサム「…いやだ、…やだやだぁ、母ちゃん助けてくれよ!鬼なんていやだあっ!」
まるで幼児のように、恐怖と悔恨で泣きわめくイサム。
そして、彼は「せめて人間に戻って死にたかった」というのだ。
ハヤトはためらいすらせず言い切った。
ハヤト「ツノなんて何処にある!…お前は人間だ、そして俺の昔からの友達だ!」
イサムはハヤトの胸の十字架を手にとる。
ハヤトの流した涙の粒が十字架の表面をすべる。
その涙が、イサムの額のツノをかき消した…
そのまま彼は死んだ。暴竜鬼、イサムは死んだ。
ハヤトは絶叫する。いたたまれず、街を駆ける。めちゃくちゃに。
ハヤト「馬鹿野郎!…イサムの、馬鹿野郎ォォォォォッッ!!」
第二十七話 ツバメよ元気に飛べ!
☆三行あらすじ紹介
傷ついたツバメを拾った元気とベンケイ。看病してやるやさしい二人。
そのツバメを逃がしに小笠原諸島に向かうと、そこで亀吉という少年に出会う…彼は、鉄鉱石を運ぶタンカーの沈没を目にしていた。
○はたして、その事故の裏には百鬼帝国の影が!百鬼の海底基地をゲッターロボGは粉砕することに成功した…!
☆ゆどうふ感想
○いきなり鋼鉄の生産量を10倍に増やせとか言うバカ上司ブライ大帝。
あーあー、何も考えやせずに無茶言うんだからよぉ、上司ってのはさァあ!
○ツバメの看病、「寝ずにやる」とかいってて寝ちゃうベンケイと元気。
その二人に毛布をかけてやるハヤトさん…ああ、人間まるくなったもんだなあ。
○元気、ミチルに綺麗な貝をプレゼント。
まあ、それが口がしっかり閉じた二枚貝だってところが気になりますが、
生きた中身多分入ってるでしょうけど、そんなことたいしたことじゃないですよねきっと!
第二十八話 緑の地球が死ぬ!
☆三行あらすじ紹介
レディコマンドでのパトロール中、異様な廃村を目にしたミチル。その偵察中、彼女は何者かに捕らわれる…百鬼帝国、蛇王鬼の姿がそこに在った。
蛇王鬼。それが、彼の新しい名だった。かつての名は、「人間」紅林譲治。工場の廃毒で家族を失った彼は、復讐のために百鬼帝国に身を寄せたのだ。
○だが、それこそが百鬼帝国の仕業…それを知った彼は、ミチルをその命と引き換えに救う。戦いが終わり、ミチルは彼のことを胸に想う…譲治は、彼女の旧友だったのだ。
☆ゆどうふ感想
○このゲッターが放映される10年ほど前に、日本では4大公害病が発生しています。
そして、その余波がじわじわと日本国民の生活の中に入り込んできた時期でもあります。
高度成長も終わりに近づき、その付けを支払わされる時代…
この第28話には、そんな時代背景がありました。
○しかし、この毒でやられた村の風景…あまりといえばあんまりすぎです
(朽ちた民家の中に白骨化した死体とか)。
普通こんなんまずニュース種です。いくらなんでも誇張しすぎでむしろ冷めました。
○毒を満載したメカ蛇王鬼を、ゲッターは火山に葬った…!
…うん、多分ね、あの毒ね、熱で変性して無毒化するんだよね!
決してあの爆発で毒が飛散したってことないんだよね!
そうでなかったら早乙女研究所大量殺人犯だもんねッ!!
第二十九話 涙のあとに口笛を
☆三行あらすじ紹介
パリに留学中だったハヤトの姉・明日香が帰国。ハヤトおおうかれ。ちなみに、そんな彼は父親…神大造が大嫌い。
明日香は、大造が平和利用のために建設中だった神重工業ゲッター線研究所に足を運ぶ。が、間髪いれず襲うメカ天魔鬼の攻撃に、彼女は負傷する!
○怒りのハヤトは、メカ天魔鬼と対決!しかし、苦境に立たされる…彼を救ったのは、己のいのちと研究所を捨て身にした、父の決断だった!
☆ゆどうふ感想
ハヤト「親父にどれだけ冷たくされても俺がグレなかったのは姉さんのおかげだ!」
というハヤト氏、そのはしゃぎっぷりから見ると、そうとうお姉さんの明日香さんが好きなようです。
多分、この話とかのせいですね、ハヤト氏シスコン疑惑が生まれるの。
○リョウ、怪我をした明日香さんに輸血を申し出る…同じ血液型(O型)だったのだ。
(ちなみに、ハヤトはA型。彼は医者に「俺の姉さんなんだぜ?!」と抗弁していますが、
もしハヤトの血液を姉の明日香に輸血すると、血液成分の凝固が起こり明日香が死亡します
しかし、この際にリョウは人の倍ほど血液をとられたようです(ベンケイがそう言っています)。
人の倍…一般の献血(400cc)を一人ぶんとすると、その二倍だから…
うわーーーー ( ロ)゚ ゚
○ハヤトのゲッターライガー、大ピンチ!
それを見ていた神大造、ゲッター線エネルギーをメカ天魔鬼にたたきつけることを決意!
研究所がそれに耐えられず、爆発してしまうかもしれないと主任に言われた大造は、きっぱりと言い切った!
神大造「吹っ飛んでも構わん!」
主任「!」
神大造「ハヤトを救うためだ…!」
それを聞いた主任も、逃げろと命じた大造にはっきりと言う。
主任「いえ、私はここの責任者ですから!」
…おっさんども超カッコイイーーー!!
第三十話 ドライスノー奇襲作戦!
☆三行あらすじ紹介
熱で溶けない奇妙な雪、ドライスノー。このドライスノーを使い、早乙女研究所を狙うは百鬼百人衆・鉄丸鬼!
さて、浅間山に急なリフト建設工事の音が響く。それは鉄丸鬼のドライスノー噴射装置…噴出す雪が、全てを凍てつかせる!
○しかし、ついに早乙女博士はその弱点…「ゲッター線エネルギー熱で溶解する」を発見!ドライスノーを打ち破り、メカ鉄丸鬼を倒すゲッターチーム!
☆ゆどうふ感想
○作戦に必要な大雪の到来に、グラーじいちゃんおおはしゃぎ。
「天は今や我々に力強い声援を送っておりますぞ!!」
○ブライ大帝、ドライスノー実験の様子をビデオ映像でご観覧。
そして、凍りついた早乙女研究所の模型をメカ鉄丸鬼が叩き割ると、そこにはゲッター線増幅炉…
ブライ大帝「おーっこれが夢にまで見たゲッター線増幅炉かーッ!」
ねえ大帝大帝それ模型模型何感嘆してんのねえちょっと

○メカ鉄丸鬼は、スキー場のリフト工事の偽装の元隠されていた。
「突貫工事」「安全第二」の文字がとても目に鮮やか(笑)
○零下マイナス5度でゲッター線増幅炉は停止する模様。
これを百鬼帝国が知っていれば、たぶんドライスノー作戦みたいなものばっかりやってたんでしょうね。
ちなみに、この寒さを利用した戦いは、「ゲッターロボ」第40話でも見られました。
○ドライスノーを分析する研究所の面々…
しかし、その中で気になる発言が。
元素であるX-82が…」
えっ、元素?!
『元素(げんそ、element)とは、物質を構成する基礎的な成分(要素)である。』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
X-82なんて名前の元素は存在しません(もし原子番号82というつもりでいったのなら、正式名「Lead 鉛」と言うべきでは)。
すごい気になる表現です。これを見ていた子どもが勘違いしてませんように。
○作戦失敗でお互い責任をなすりつけあうヒドラー・グラー。
その二人にブライ大帝一喝…
ブライ大帝「失敗は必ず成功を生むのだ…努力すればな!…あきらめるな!」
この言葉だけ聞いていれば、とても悪の頭領には思えませんねブライ大帝!