NORITAKEなどのEがよくノリタキなどと呼ばれるのはなぜかという話でしたが・・・
まず、英語の読みと発音の成り立ちから考えると・・・ もともと英語も、日本語と同様に多数の外来語を受け入れてきた言語であり、 もともとラテン語を起源にしています。 外大では、どのような民族移動があり、どのような影響をうけて 現在の英語があるか習いました。もっと細かい説明があったのですが 忘れてしまってすみません。 そういうわけで あるものは、もとの発音だったり、あるものは、もとのつづりのまま 英語らしい発音に変わっていたりしていて、きわめて発音に例外性の多いほうの 言語です。
古英語、中期英語、近世ラテン語、中世ラテン語、 などからの派生語が一番多いと習ったような気がします。
ほかにイタリア語、ドイツ語、高地ドイツ語、 低地ドイツ語、フランス語などからきているものもあります。 ゆえにフランス語などを習うと、英語と共通のつづりものが多々あります。 tableなどはまったく同じ。 だいたいヨーロッパの言語はラテン語から派生しているものが多いので 欧米ではラテン語を日本語の古語のように習うことが多いようです。
近世の外来語のなかで英語に受け入れられた、外来語としての日本語では 天皇を意味するmikadoの
ほかに harakiri sukiyaki karaoke
などは、そのまま受け入れられたので、つづりと発音に英語らしい関係性はありません。ただ、これらの言葉は、日本に興味のある人や、限られた人たちに広まっているもので一般的とまではいかないのもまちがわれる理由だとは思いますが・・・ もっと、その謎にせまる話があります。
英語の発音を習うとき、日本人は単語単位で習いますが実に意外な勉強法があります。
他のサイトでお話したこともあるのですが英語を母国語とする native
speakerの欧米人の先生は、時として日本人に発音を教えるのに 単語単位で教えるのではなく、アルファベット一音単位の発音を教えます。 アルファベット一音単位の発音を全部教えれば、単語それぞれの発音の成り立ちが 根本的にわかり発音がよくなるようなのです。 すべての単語は、アルファベット単位の発音をその文字順に組み合わせて発音される として彼らは理解しているようです。
これが原点にあり、例外をそこにつけくわえると、英語の発音の勉強が パーフェクトになるようです。
たとえばeですが英語の場合 単語の最後にくるとフランス語の規則にもあるようにeの発音はくぐもったゥのような発音になり 単語の途中に出てきた場合はアルファベットで単体で読むときのようにイーになりやすくなります。
ちなみに上記の単語で説明すると native
のeは 単語の最後にくるEなのでゥー Vの単体の発音はヴ(母音を含まない短いヴです) ここにEのゥの母音が気持ちだけ発音として含まれています。
speakerの場合の途中のEはイーが影響してeaがイーのようになる。 (この場合のaはどのように説明するのかまでわかりません)
ではなぜ単語最後の文字をイーと発音したのか・・・はあとに書きます。
このアルファベット単位で教える発音の教育方法で発音教育を完成させるには このあと、どう教えるのかは私自身がすべてを習ったのではないので細かいところは説明できません。 欧米からきたNATIVE
SPEAKERの教師は、日本の子供たちに英会話教室でこのような教え方をしていました。(うちの子供が通っていて、参観日というのがあったので じかに見てとても興味深いものでした)
ちなみにインディアンの言葉を英語に書き直したときは 単語の最後のeがイーと発音されていたように思います。 チェロキー
インディアンのチェロキーなど Cherokee 感覚的に、この人たちの言語ならばこんな音?とイメージしたとき 日本語もそんな読み方になりそうな外来語のイメージがあったのではないでしょうか。(きっと英語らしすぎずに読んだほうが正しいはず?なんて感じで)
(アングロサクソンの白人から見たときに、エキゾチックな異人に見える 人たちの言語・・・?日本人もそんなイメージ?)だから、カラオケがカラオキに読んでしまうのではないかと思います。
ちなみにHi
は フッに近い単体式教え方の場合の発音のHと I
はアイがくっついて ハイ(軽いフとアイがくっついて)になります。
だから日本の秀子さんはヘボン式ではHidekoさんになるので、ハイディーコさんなどとまちがって読まれたりします。
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