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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」!


相談35:
あしゅら男爵、ブロッケン伯爵、こんにちは。
いつも、二人の会話に楽しませてもらっています。
私は、あしゅら男爵が大好きなので、覚えた台詞を、 よく一人で口ずさんだりして、遊んでいます。
家族と友達は、ひきますが、この際気にしないことにしました。
そんな感じで日々を過ごしていたら、大事な事に気づいてしまったんです。
私の周りには、マジンガーZや、あしゅら男爵を知っている人が全くいないことに。
18才の私の周りには、マジンガーZに興味をもってくれる子は、中々いませんでした。
それどころか、あしゅら男爵や、ブロッケン伯爵のことを、きもいとまで言うんです。
私は、きもくない、可愛いもん と言うんですが、こういう時って、相手に何と言えばいいのでしょうか?

後、あしゅら男爵の部下になるには、どうしたらなれるのでしょう?教えて下さい*
(「あや」さん)


あしゅら男爵:うむ!なかなかよい審美眼を持っておるな!
ブロッケン伯爵:そ、そうか?

あしゅら男爵:何を言うのだブロッケン!私の素晴らしさをきちんと理解できるとは、若輩ながら今後が実に楽しみだ!
ブロッケン伯爵:お前のその自信はいったい何処から出てくるのか、我輩にはちっともわからんわ。
…まあそれはさておき、18歳にしては変わっておるな、といったところだろうな
あしゅら男爵:何故だ?
ブロッケン伯爵:それはそうだ。…3年前ならな
あしゅら男爵:?
ブロッケン伯爵:新しいマジンガーの物語、「真マジンガー」が放映されたからな
あしゅら男爵:ああ…あの、私が超絶に格好いいという
ブロッケン伯爵:お前はどうしてそう何が何でも我田引水したがるんだ。

…ともかく、新作が出たおかげで、1970年代の我輩たちも新しくHEI☆SEI JUMP的に生まれ変わったわけだ

あしゅら男爵:まあ、作者ゆどうふはあんまり見てないのだがな
ブロッケン伯爵:アタマがついていかなかったらしい。哀れなことよ
あしゅら男爵:まったくだな
ブロッケン伯爵:ま、それはいいとして…我輩たちが好みであることを口にすると「きもい」と言われる件についてだ
あしゅら男爵:無礼な友であるな!再教育が必要なのではないか?!
ブロッケン伯爵:…いや、落ち着いて考えてみるがいい。どう考えてもだろう
あしゅら男爵:お前!何と言うことを言うのだ!
ブロッケン伯爵:ドクター・ヘルはやはりあのようなお方だからな。
アタマのネジも豪快に数十本ぶっ飛んで、常人のセンスなど歯牙にもかけぬ域に行ってしまったのであろう。
…そうでもなければ考え付くか、こんな造詣
あしゅら男爵:ブロッケン…お前、何と言う自虐的な

ブロッケン伯爵:お前もちょっと変だとは思わなかったのか?
例えば、男と女が合体…とかいうなら、ウルトラマンAとかガッチャマンのベルクカッツェとかあるが、
どっちも外見はまともだぞ、少なくともそんな男女真っ二つじゃ

あしゅら男爵:キーッ!うるさいうるさいうるさい!
気がついたらこうなってたのだから仕方ないだろうが?!
ブロッケン伯爵:それは我輩も同じだが!…くそ、サイボーグ化するのに、何故わざわざ頭を取れたままにしておいたのか…
あしゅら男爵:悩んでもどうしようもないことだろうが!もっと自信を持て自信を!
ブロッケン伯爵:…時々、我輩はお前のその超然とした能天気振りが怖くなる
あしゅら男爵:ふん、お前が些細なことに細かくこだわりすぎるのよ…
「あや」よ、結局はそういうことだ。
自分が好きなものを好きと言うことは、別に恥じるべきことでもあるまい

ブロッケン伯爵:だが、それを周りにわかってもらう…というのは、正直厳しいかも知れん
あしゅら男爵:ん?
ブロッケン伯爵:例えば、我輩はチェスが好きだとして、貴様はなわとびが好きだとするな
あしゅら男爵:…なんだ、その微妙な仮定は
ブロッケン伯爵:はん、どうせ貴様はチェスや将棋のような知能的遊戯は無理だろうが
あしゅら男爵:キャーッ!貴様、何をーッ!

ブロッケン伯爵:やかましい。それで、だ。貴様が我輩に「なわとびをしよう、好きになるべきだ」と言ったとして、我輩がそれに乗るかな?
あしゅら男爵:…無理だろうな
ブロッケン伯爵:そうだ。各人、好みの方向性は違うのだから。
無理に相手に趣味を押し付けるのは、よろしくはないだろう
あしゅら男爵:だが、それではさみしくはないか?やはり、仲間がほしいものではないか?
ブロッケン伯爵:「馬を水辺に連れていくことは出来るが、馬に水を飲ませる事はできない」。
どうしてもそうしたいのなら…お前が、楽しそうにしていればいい

あしゅら男爵:?
ブロッケン伯爵:お前が楽しそうに、本当に楽しそうにしていれば、興味を引かれた者が集まってくるだろう。
やれ○○だやれ××だと好みではないものを押し付けられては、「好意であっても」嫌気がさす。
そうではなく、自分から「やりたい」と思わせねば…

あしゅら男爵:そういうものかね
ブロッケン伯爵:ああ。まあ、そういうことだ…「あや」。参考にしてくれ
あしゅら男爵:!あ、あと鉄仮面軍団に入りたいとのことだな!
その時は是非地獄城まで連絡をしてくれ!
ちょうど鉄騎馬軍団に欠員が出ておるのだ!
ブロッケン伯爵:おっと!それなら我輩の鉄十字軍団とて、いつでも団員募集中だ!
今なら優先的に光子力研究所攻撃の要・パラシュート部隊に配属するぞ!
あしゅら男爵:ブロッケン!こ奴は鉄仮面軍団に入りたいと言ったのだぞ?!
ブロッケン伯爵:ふん、どうせ脳改造してしまえばどっちでもおんなじよ!