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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」!


相談28:
こんにちわ。
私はある島で体の半分が男と女の怪人の下で働いてる、鉄仮面兵のひとりです。
実はその体の半分が男と女の上司の命令がきついのです。
しかもいつも仕事が失敗して、さらに上の上司に説教を喰らってる間抜けなんです。
どうすればこの上司から離れることができますか?
よろしくお願します。
(「鉄仮面兵R」さん・♂)


ブロッケン:…。
ドクター・ヘル:…何だ、ブロッケン。わしが相手では不満だというのか?

ブロッケン:…別に、何も。
ドクター・ヘル:と、いうわけで、「鉄仮面兵R」よ!今日はわしとブロッケンでお送りするぞ、「お悩み相談室」ー!
ブロッケン:…(沈痛そうな表情で、頭を抱えている)。
ドクター・ヘル:さっそくだが、相談の内容は…ふむ、あしゅらに対して文句があるということだな
ブロッケン:ど、ドクター・ヘル!いきなり名前を出すというのは!
ドクター・ヘル:何を言っておるか、もはや明確なものを隠してどうする!
ブロッケン:…(ああもう何を言ってもダメだ、という表情)。
ドクター・ヘル:ふむふむ、そうだのう…お前の苦悩はよくわかるぞ、「鉄仮面兵R」!
まったく、あやつの仕事ぶりには、さすがのわしもまいっておる!
ブロッケン:…(お前が造ったんだろうがお前が、という表情)。
ドクター・ヘル:うーむ、しかしのう…一応、鉄仮面軍団はあしゅらの配下、ということになっておるからのう…
おいブロッケン伯爵よ、こやつをお前の鉄十字軍団に引き取るか?
ブロッケン:…構いませんが、我輩も「部下思い」とは言えませんよ
ドクター・ヘル:…そうだのう。お主は平気で部下を使い捨てするからのう(参考:こちら
ブロッケン:目的のためには手段を問わない、それだけです
ドクター・ヘル:やれやれ、この分ではブロッケンのところに行っても落下傘部隊で使い捨てさせられるだけかのう
うーむ、一番こやつのためになるには、一体何を言ってやればいいのかの…どう思う、ブロッケン?
ブロッケン:…案外真面目に考えますね
ドクター・ヘル:ふん、当然だ
ブロッケン:…(このジジイが普段見せない優しさを見せるときは絶対裏がある、という表情)。
ドクター・ヘル:あしゅらの鉄仮面軍団、ブロッケンの鉄十字軍団、どちらにしてものう…部下としてやっていくにはきついようだな
ブロッケンよ、お前たちはもうちょっと部下に優しい人間になるべきではないか?
ブロッケン:…(貴様にだけは言われたくなかった、という表情)。
ドクター・ヘル:例えば、ほれ。これを見よ
ブロッケン:『部下に人気は“頼れる上司”よりも“気さくな上司”?』…?
ドクター・ヘル:どうやら、「気さくで明るい人柄」の上司が好まれるという傾向らしいぞ。
芸能人で言うと、所ジョージ、明石家さんまなどがあがっておるのう
ブロッケン:…(このジジイ地獄島でTV番組ばっかり見ていやがったのかよ、という表情)。
ドクター・ヘル:お前ももうちょっと部下に親切な男になったらどうだ?ん?
ブロッケン:…(うわーこいつマジ(゚Д゚;)ウゼェェェ、という表情)。
ドクター・ヘル:それにほれ、こっちも。部下が上司に求めているのは、
「能力が高く、人間的に魅力があること」「部下の立場や状況を理解しようとすること」
だそうだ。
お前らにそれがあるか!?
お前らは、自分が「上司として尊敬できる人物」になれるよう努力をしておるのか?!
ブロッケン:…(本気で頭が痛くなってきた、という表情)。
ドクター・ヘル:わかったのか、ブロッケン!
ブロッケン:…お言葉ですが、ドクター・ヘル
ドクター・ヘル:ん、何だ?
ブロッケン:部下はその上司の鏡でもあるのではないでしょうか?
ドクター・ヘル:?
ブロッケン:Meister Konfuzius(孔子)の言葉に、「躬自ら厚くして、人を責むるに薄ければ、すなわち怨みに遠ざかる」とあります。
自らをいましめ他者に寛大であればこそ、恨むことも恨まれることもない、ということです。

こやつはあしゅらの悪口を言っているだけで、己の事を顧みてはいません。
こやつも、己の「部下」としての行いを考えるべきではないのですか?
ドクター・ヘル:…ふむ、
ブロッケン:人間関係に「どちらかが完全に悪い」ということはなかなかないものです
ドクター・ヘル:…そうかもしれぬの
ブロッケン:…ところで、ドクター・ヘル
ドクター・ヘル:なんじゃ?
ブロッケン:今回は、何故あしゅらの代わりにあなたが来られたのです?
ドクター・ヘル:おお、あしゅらの奴、阪急阪神百貨店統合の大バーゲンに行きたいといっての、今日は休みを取っておるぞ
ブロッケン:…(お前のほうこそ「上司」としてもうちょっと真剣にしろよド阿呆、といった表情)。