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あしゅらとブロッケンの「お悩み相談室」!


相談10:
こんにちわ。あしゅら男爵,ブロッケン伯爵。
カタパルトッス。実はEVAのDVDありました。
所でエヴァンゲリオン量産機、オカマッぽくありませんか?これ質問だよ。
あと最終回ではヒロインが巨大化して人類を皆殺しにするって本当ですか?
良い答えをまっています。
(カタパルトさん)


あしゅら:おお、EVAのDVDがないといっていた者だな、息災であったか?
ブロッケン:で…結局DVDはあったのか、それはよかったな
あしゅら:それで、今回の質問は…
ブロッケン:…。
あしゅら:…。
ブロッケン:…(無言で部屋を出、自転車に乗る)。
あしゅら:…(無言でそれを見送る)。

(30分後)

ブロッケン:…はあ、はあ…か、借りてきたぞ、"The End of Evangelion"
あしゅら:うむ!
ブロッケン:な、7泊8日で400円だ、後でワリカンだぞ
あしゅら:わかっておる。それでは早速見てみようではないか
ブロッケン:ああ。何しろ以前に見たのは今から8年は前だからな、完全に忘れたわ
あしゅら:どれどれ…(DVDをプレイステーション2にセットする)

<画面、冒頭シーン>
ブロッケン:…。
あしゅら:…。
ブロッケン:今の気持ちを顔文字で表してみようか
あしゅら:…それだと、(゚Д゚;≡;゚д゚)な感じかな
ブロッケン:我輩はil||li _| ̄|○ il||liだな
あしゅら:あっ…どうやらNERVに攻めてくるのはもうシトじゃないようだぞ
ブロッケン:じゃあ…「人間」か
あしゅら:「人間」の敵は結局「人間」か…

<MAGI攻防戦、戦略自衛隊の侵略>
ブロッケン:うわえげつない殺し方しとるぞ…
あしゅら:…悪夢を見そうだな。70年代アニメの私たちとは違った残虐さの描写だな
ブロッケン:ああ

<座り込むシンジを戦自が発見、射殺しようとする>
あしゅら:あああシンジがッ!
ブロッケン:おっ葛城が来たぞッ!
あしゅら:ここのシーン、非常に男前だなあミサトは
ブロッケン:しかしそれに対し主人公…かなりグダグダだぞ。「助けてアスカ」とか言って
あしゅら:あっそれでミサトに怒られた。まあさもありなんといったところだな
ブロッケン:無理もないがな。わずか14で、もともと自己否定気味で友達皆悲惨な目にあったりしているからな

<ミサトがサードインパクトのからくりをシンジに語る>
あしゅら:…。
ブロッケン:…よくわからん
あしゅら:私もだ
ブロッケン:何かようわからんが、ともかくシトってのは
あしゅら:ヒトとは別の形をした兄弟、ってことか…

<アスカ復活、対量産型EVA戦>
ブロッケン:おお、よく見たらあの量産型EVAに入ってったエントリープラグ、『KAWORU』と書いてあったぞ
あしゅら:つまり、あの渚カヲルのことか?
ブロッケン:そうらしい
あしゅら:しかし、吹っ切れたあの娘、ものすごい暴れようだな…
ブロッケン:まったくだ…あっ!

<ロンギヌスの槍が弐号機の頭部を貫く、アスカ絶叫>
あしゅら:…。
ブロッケン:…。

<量産型EVAが復活、弐号機を…>
あしゅら:ぎ、ぎゃああーーーーーーーッ
ブロッケン:く、喰ってるーーーーーーッ?!

あしゅら:う、うう、えげつない…
ブロッケン:おおッ、初号機が起動したぞ!
あしゅら:でもなんか危ういぞッ!

<初号機が量産機に捕らわれる、補完計画が始動>
ブロッケン:うわー何かシンジがかわいそうなことになっておるぞ
あしゅら:ゼーレの老人どもも勝手なことをほざいておるな
ブロッケン:な…れ、レイが?!
あしゅら:?!

<レイがリリンに融合…「ただいま」『おかえりなさい』>
ブロッケン:( ロ)゚ ゚
あしゅら:( ロ)゚ ゚


<巨大なレイ…リリンが身を起こす>
ブロッケン:( ロ)゚ ゚
あしゅら:( ロ)゚ ゚


<シンジの内面世界の描写>
ブロッケン:…。
あしゅら:…。

<アンチATフィールドが広がる、皆がLCLに還っていく>
ブロッケン:( ロ)゚ ゚
あしゅら:( ロ)゚ ゚

ブロッケン:!…あっあのロン毛(青葉シゲル)、大量のレイに襲われて…
あしゅら:す、好きなものがいないのかロン毛

<青葉シゲル、恐怖に逃げ惑いながらLCLに還らされてしまう>
ブロッケン:ロン毛ーーーーーーーーーーーーーーーー!
あしゅら:ロン毛ーーーーーーーーーーーーーーーー!


<ゲンドウ、懺悔しながら初号機に頭から喰われる>
ブロッケン:司令ーーーーーーーーーーーーーーーーー!
あしゅら:司令ーーーーーーーーーーーーーーーーー!


<実写ムービー、そしてLCLの世界…シンジは他人の存在する世界を選び、再び還る>
ブロッケン:( ロ)゚ ゚
あしゅら:( ロ)゚ ゚


<初号機はただ唯一、遠い宇宙へ飛んでいく…>
ブロッケン:( ロ)゚ ゚
あしゅら:( ロ)゚ ゚


<そして、アスカとシンジ…>
ブロッケン:…。
あしゅら:…。

(視聴終了。)

ブロッケン:いや…何ていうか、…救われないな
あしゅら:…ああ
ブロッケン:結局、アスカとシンジ以外はヒトの姿に戻れなかった。
それは彼らが弱かったからか、それともシンジが彼らを必要としなかったのか…
あしゅら:…。
ブロッケン:どちらにせよ、哀しいな。そして、おそらく多くのファンがショックを受けたことだろう
あしゅら:ああ
ブロッケン:だから、「碇シンジ育成計画」だと、「こうあってほしかった」世界も選べるようになっているんだろうな
あしゅら:…は??
ブロッケン:ちなみに我輩んちのシンジは見事に明るくなり皆と一緒に量産型EVAを倒し、
そして
立派な演劇演出家になりおったぞ。いやあめでたいめでたい

あしゅら:おいちょっとまてお前…ッ?!
ブロッケン:ちなみに結婚ENDはまだ綾波しか見ていないがな。この場合の綾波はヲタク娘で面白いぞ
あしゅら:う、うわああああああーーーーーーーーーーーーーッッ!!

ブロッケン:ああ、そうそう、あの量産型EVAだがな…
我輩はお前の言うとおりだと思うぞ、何だか妙に唇赤いしな!
それから、ヒロイン(レイ)が人類を皆殺しにする…というのは、微妙に違うかもしれないな。
何故なら、皆LCLに同化した、一つの存在に変わってしまったわけだからな…
シンジとアスカを除いて。それが幸せかどうかは別として。
またお前も考えてみるといいとおもうぞ、カタパルト!

(*「碇シンジ育成計画」は、気がむいたらレビューつくってみます)