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はなぢと私〜血痕!無言の言葉で語られるその真実!!〜
こんにちわ、私は今日も元気にはなぢを吹いています。
皆さんは如何ですか??
まあ、でも私ももうはなぢ人生をはや20年も続けてきましたから、なんとなく
はなぢを吹くパターンみたいなものがわかってきました。
大体朝起きて夜寝るという生活リズムが崩れると、吹く確率がグンとあがることに気づきました。
と、いうことで、普段より(っていうか昼まで)眠りこけている私の週末は、
運が悪いと、血塗られた週末になっちゃうわけです。
そんな、ある週末に起きた事件。それは…
私はカラオケが好きです。たいてい毎週、一人で歌いに行きます。
これはアニメソングや特撮もののテーマソングを力いっぱい歌うためでございます。
(さすがの私でも、そのような歌を友人と一緒の時には熱唱しづらい)
で、いつもの通り部屋に入り、飲み物を注文し、番号を入力していったわけですね。
発声練習を存分に済ませた後、わたくしはアニソンを熱唱しておりました。
30分くらい歌いたおした、そのときでございます。
予約曲数がもうないことに気づいた私は、番号表を見ながら適当な曲番号を入力しておりました。
と、その瞬間、突然鼻腔を流れる、あのなまあたたかい感触!!
「あ。」ぽたっ。
をを、なんということでしょう!593ページに色鮮やかな血痕が!!!
「ややや、ヤバイ!!!」私は一気に混乱してしまいました。
そこに第二滴。ぽた、ぽたっっ。
「!!」りりり、リモコンが、番号ボタンが血の色に染まった!!
余った左手ですばやく鼻をつまみ、右手でティッシュを取り出す。
急いで事件のもみ消し処理をはかりながら、私は
やはりカラオケボックスに友人と行かなくてよかったなぁと思っていた。
ところで、いまはバキュームメタルポジションという
拭き取った指紋でも検出する装置がある。
私は、なるべく私のいきつけのカラオケボックスの304号室で
殺人事件が起こらないようにと日々願っている。