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ゲッターロボアーク・「三匹が斬る!」


ゾル:どうも、リーダーのゾルでーす!
シュヴェアト:シュヴェアトでーす!
シルト:三波春夫でございまぐはっ!
シュヴェアト:貴様!古すぎるわ!
ゾル:というより、何処で覚えたんだそのセリフ!
シルト:わ…若い人には、わからんか…がくっ
シュヴェアト:同い年だろ俺たち。
ゾル:改めて自己紹介しなおせ
シルト:シルトでーす。血液型はソップ型星座は銀座
ゾル:もういい
シルト:えーちょっと聞いてよ、せっかく獏に教えてもらったのにさぁ「人間」のコジャレたパーティージョーク
シュヴェアト:お前、騙されてる絶対
ゾル:というわけで、俺たち恐竜帝国ゲッターチームでーす!
シュヴェアト:俺たちの事覚えてる?
シルト:いいや、多分皆忘れてるよ
ゾル:哀しい事を言うなッつーの。いいや、多分世界に一人はいるはずだ、俺たちのファンがさあ
シュヴェアト:そんな危篤、いや奇特モノ、これ書いてるゆどうふしかいねーよ
ゾル:ちょっと待って。お前ら…ぶっちゃけ、ダレ??
シルト:!!な、何、ゾルちゃん、もうアルツハイマー?!バット将軍と同じご病気?!
シュヴェアト:そのとさか頭の中に浮腫でも出来てんじゃねえのか?!
ゾル:違うッつーの!そうじゃなくって…お、お前ら、そんな名前だったっけ?!
シュヴェアト・シルト:ツイン・バード・アターック!!
ゾル:たわべ!!
シュヴェアト:うるせーこのボケ!一人だけ石川先生に名前付けてもらったからっていきがんな!
シルト:仕方ないから忘れられた俺たち二人のはゆどうふが考えたんだ
ゾル:あっそ
シルト:うわ冷たい。何その態度
ゾル:じゃあどうしろと
シルト:もっと聞いてよ、由来とかさー
ゾル:じゃあ言ってみ
シュヴェアト:俺は、シュヴェアト…Schwert。ドイツ語で「剣」の意だ
シルト:俺はシルト…Schild。同じく、ドイツ語で「楯」の意味
ゾル:このドイツ語かぶれもしくは過去に埋没する亡霊がァ!
シュヴェアト:俺に言うなッつーの!
シルト:前人(TVアニメ版)の地竜族三人衆キット、ビット、ザットみたいにさー、ゾルにあわせてバル、ジルとかも考えたんだけど
ゾル:なんでも一緒だよ
シュヴェアト:てめー!
ゾル:真実だ!怒るな!そして、何故なら!
シルト:何故なら?!
ゾル:それが、本日の議題だからだ!
シュヴェアト・シルト:!
ゾル:そう、本日の議題…それは!
シュヴェアト・シルト:それは?!
ゾル:どうして俺たちはこんなに地味なのかということだああ!
シュヴェアト:リーダーのオツムがアレだから。
シルト:リーダーの顔がアレだから。
ゾル:超人削岩機(マッハパルバライザー)ッ!!
シュヴェアト:ぎゃーーーーーー!!
シルト:ぞ、ゾルちゃん、もしかしてあんたはロシア出身のロボ超人?!
ゾル:てめーキン肉マン知らねえ人にわかんねえボケするな!
シルト:そりゃアンタが先でしょ!
ゾル:大体!何で俺たちの地味さが俺のせいなんだ!俺一人のせいにするな!
シュヴェアト:だってさー、アークのゲッターチームと比べてみ?
ゾル:何?
シルト:リーダーの拓馬と違ってさあ、かわいげとか勇気とか胆力とか足りてない
シュヴェアト:あ、でも、単細胞ってところは共通してるな
シルト:あー、言えてる言えてるーあはははははは
ゾル:南斗水鳥拳奥義・飛翔白麗ーッッ!!
シルト:をを…なんと美しい…グハーーーーーーッッ!!
シュヴェアト:ゆ、ユダ様ーーーーーーッ!!
シルト:んもう、腕の付け根に切り取り線出来ちゃったじゃないのプンプン!
ゾル:この不死身野郎め
シュヴェアト:「ハ虫人」のとりえッつったらやっぱそれだろ。死にやすい「人間」とは違うぜ
ゾル:…えーと、なんだったっけ…ああ、そう、地味の話だった地味の
シュヴェアト:だけどさあ、それってある意味仕方なくない?
ゾル:てめえその話し方やめろ。聞いてて気持ち悪いそのイントネイション
シュヴェアト:だってさ、俺たちは所詮脇役なわけ。脇役は脇役らしく、コマの端にでもちょろっと映ってりゃいいってんで
シルト:そうそう。主役より目立っちゃダメだよね
シュヴェアト:あくまで目立つのはアークのゲッターチームのほうでないと
シルト:俺たちは引き立て役としてあいつらとケンカしたり憎まれ口聞いたりすればいいのさ
ゾル:ば、バッキャローッ!!(びしっばしっ)
シュヴェアト:きゃあんっ!
シルト:ぶ、ぶったね!親父にもぶたれた事ないのにいいいい!
ゾル:ぶったがどうした!お前ら、志(こころざし)低すぎ!
シュヴェアト:で、でもさー
ゾル:「でも」じゃありませんっ!んじゃあ何か、お前ら!お前らは、名前すらないままで出番なくして終わってそれでいいというのか!
シュヴェアト:!
ゾル:このままゲッターザウルスとともにバリアに突っ込んだまま生死不明で話終わっていいというのか!
シルト:…!
ゾル:こんなことでは、栄えある恐竜帝国戦士としての名折れ…そして、あの偉大なる先人に対して申し訳が立たんッ!
シルト:い、「偉大なる先人」って?!
シュヴェアト:も、もしかして…
ゾル:そう!全世界的ヒーローとなった爬虫類、アニメ映画と活躍の場を広げられたあの英雄、爬虫類の星…
シュヴェアト・シルト:その名は?!
ゾル:ミュータントタートルズ!!
シュヴェアト・シルト:…!!
ゾル:あの方々は、カメという爬虫類の身の上でありながら高い知能を誇り、悪を相手取って大活躍なされた!まさにヒーロー!
シュヴェアト:わ、忘れてたぜ、これ書いてるゆどうふが…
シルト:中学校の時、それのマニアだった事…
シュヴェアト:今になってそれがこんな形で役立つとは
シルト:やはり人生、無駄な事など本当になかなかないものだな
ゾル:お前ら、俺の話聞いてる?
シュヴェアト:聞いてる聞いてる
ゾル:と、言うわけで!俺たちもこの偉大なる先人を見習って、もっともっと知名度の向上を図るぞ!
シュヴェアト・シルト:アラエッサッサー
ゾル:…お前ら、ぶっちゃけ殴るぞ。マジメにやらんかいマジメに
シルト:わかったわかった
ゾル:なんかお前らもアイデア出してみたらどうなんだ、俺たちの知名度向上のために何か…
シュヴェアト:ハーイ
ゾル:はいシュヴェアト君、どうぞ
シュヴェアト:いきなりミュータントタートルズっていってもー、これ見ている人の中で知らない人もいると思いまーす
ゾル:ふむ
シュヴェアト:だから、まずそれが何かちゃんと説明してくださーい
シルト:小学校の学級会かよそのしゃべり
シュヴェアト:懐かしい、あの偽善と多数決による少数意見抹殺の場
ゾル:自分が球技大会でドッジボールやりたくなかったからってそんな暗いこといってちゃダメ。まあそれはそれとして、説明するか
シルト:ガンバ、リーダー!
シュヴェアト:「ガンバ」は古いだろうシルト
シルト:えっ、じゃああの大阪がホームになってる青が基調のユニフォームのプロサッカーチームは
ゾル:いいからお前ら聞け
シュヴェアト・シルト:ういーっす
ゾル:…説明しようッ(ドドォーン)!ミュータントタートルズとはッ!
アメリカンコミック"Teenage Mutant Ninja Turtles(T.M.N.T.)"に出てくる、ミュータント化したカメたち四人のことだッ!
運命のいたずらにより、奇妙な薬液を浴びて巨大化し、知性あるカメとなったレオナルド、ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロの四人!
師匠であるネズミのスプリンターより、それぞれ剣術、ヌンチャク、棒術、サイを学び、戦う術を身につけた彼ら…
彼らは人知れず、悪の科学者クランゲとその手下シュレッダーと戦いを日夜繰り広げているのだッ!
シュヴェアト:うーん、見事見事
ゾル:お茶目な動作と無敵な強さで、アメリカの子どもたちの人気者だ。同じ爬虫類として、俺は彼らを尊敬するね
シルト:で、リーダー。どうやったら俺たちその人たちみたいになれるの?
ゾル:…うむ。俺は考えたんだが、まず、彼らのように…
シュヴェアト:うんうん
ゾル:…テーマソングを作ってみてはどうかと思うのだ
シュヴェアト:行くぜ武道!
シルト:おお、ネプチューンマン!
シュヴェアト・シルト:行くぜ荒業・フェイスボンバーッ!
ゾル:ギャアアーーーーーーーーーーーーッス!!
シュヴェアト:まったくうちのアホリーダーは
シルト:まったくまったく
ゾル:い、いいから、続きを聞けこのアホども
シルト:うわっゾンビー!もしくは貞子!
シュヴェアト:♪くーる、きっとくるー♪
ゾル:「リング」はいいから!テーマソングつくろうってば!
シュヴェアト:なんで!
ゾル:考えてもみろ!アークはまだアニメにはなっていないのだぞ?!
シルト:!
ゾル:そうだ!つまり、拓馬たちにはまた歌がない!そんな状況、俺たち恐竜帝国ゲッターチームに歌があれば!
シュヴェアト:ちょっとは目立つ…そういうわけか?
ゾル:ざーっつらいとぉ!
シルト:…ふうん、そう…か。そういわれて見れば悪くないかも
ゾル:だろ?!
シュヴェアト:まあ、ないよりかマシか…
ゾル:だろだろ?!
シュヴェアト:で、誰が作るんだ?
ゾル:それは、次回まで俺たちの宿題ってことで
シルト:えっ俺そんな器用な事出来ない
ゾル:歯ァ喰いしばれーッ!
シルト:たわびゅ!
ゾル:何でもかんでもやってもみないうちから「出来ない」「出来ない」いいやがって!とりあえずやってみんかい!
シルト:うう…今のはきいたぜ、リョウ…
ゾル:いや俺たちテレビアニメ版のゲッターチームリーダー知らないだろ
シュヴェアト:そういや、あっちのほうのリーダーは何でも「ハ虫人」の女にモテモテらしいな
シルト:ああ、いろいろあったらしいね恐竜皇女とか女竜戦士とか
シュヴェアト:なんかそういうひきつけるものが出てるんだろうか
ゾル:やっぱり「人間」なんだから、「人間」の女のほうをひきつけてないとまずいと思うんだが。まあそれはそれとして、考えとこうぜテーマソング
シュヴェアト・シルト:はーい
ゾル:それじゃ今日はこの辺で!お送りいたしましたのは、恐竜帝国!
シュヴェアト:ゲッターチームの俺たち!
シルト:ゾル、シュヴェアト、シルトの三人でしたッ!
ゾル:じゃあ、次回をお楽しみにッ!!