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「ゲッターロボと私。」
第四十六話 恐るべき氷竜族の侵略 |
☆三行あらすじ紹介 |
○今回の恐竜帝国の作戦は緻密。何と、異様を持つ氷竜族のキャプテン・サウスとキャプテン・スノウを「宇宙人」に仕立て上げ、世論を動かしゲッター線研究を不可能にしようというもの。 ○彼らの思惑通り、ゲッター線研究中止勧告が早乙女研究所に下される。仕方なく、早乙女博士はそれに従った… ○しかし、その隙を突いて襲うメカザウルス!怒りのゲッターチームは独断で彼らと戦い、辛くも北極にて勝利を勝ち取った…! |
☆ゆどうふ感想 |
○今回の恐竜帝国の刺客は、氷竜一族のキャプテン・サウスとキャプテン・スノウ。 その容貌は、「あまりに恐竜離れしておる」とのこと。 …へえー、やっぱりそういういいまわしあるんですね。 ○帝王ゴール「キャプテン・サウス、行け!」 キャプテン・サウス「…死んで、まいります」 彼らの望みは、一族であたたかな南に移住すること。 その望みは、どれほどまでに重かったのだろう… そのために、己の命を投げ出すことを一瞬たりとも迷わぬほどに? キャプテン・サウスのこの言葉。 彼は、この言葉を無表情に言い放ち、ゲッタービームを受け瀕死になりながら、ニューヨーク・国連前まで必死に向かい…最後まで、「宇宙人」を演じきった。 彼が見せた凄まじい最期は、全ては…氷竜一族のためだけに!! ○国連のゲッター線研究中止勧告に、博士は応じた… 早乙女博士「…ゲッター計画は、人類の幸福を願って進めてきた。 その人類が、計画を中止しろといってきたんだ! 本日ただいまより、ゲッター計画は中止する…ッ!」 あまりに真摯で、何て哀しいセリフ… ○ゲッターロボ最強の武器・ゲッタービーム。 「フルパワーーーーーッ!!」で撃つには、ボタン四つをいっぺんに押してネ★ ○「時間の問題」と医者に見離された早乙女博士… ゲッターチームの活躍により、全てが恐竜帝国の悪巧みだったということが明るみになるなり、いきなり意識が戻る超回復! とんでもない現金さです。 |
第四十七話 帝王ゴール地上に現る |
☆三行あらすじ紹介 |
○帝王ゴール様、久々のおそとで大興奮。思わず大声で叫んじゃったら、それを人間、早田に聞かれちゃいました。 ○紆余曲折あって、早田とミチルが結婚すると思い込んだムサシちゃん、戦闘意欲を一気に失います。 ○が、メカザウルス・バン、メカザウルス・ゾンを倒して帰ってみると、それが間違いとわかり一気に脱力。早田の婚約者にキスされて、デレデレのムサシちゃんでした。 |
☆ゆどうふ感想 |
○マラソンで置いていかれるムサシ。かなりのヘタレ具合からみると、やはり持久走をやらしてはいけないようです。 そして、教会での結婚式を垣間見て、ミチルさんと自分との結婚を妄想。 シアワセなヒトです。 ○ゴール様、地上に出た喜びのあまり大声で叫ぶ感じいりやすい高校生かお前は 帝王ゴール「マグマで地球を焼き尽くせーーーーーーーーーーーーーー!」 この喜びに比べればゲッター線もなんのその、といった感じでしょうか。 ○マグマの海にまかれ、死の恐怖に追い詰められるムサシ… ムサシ「ミチルさん、死ぬ前にもう一目でも会いたかったぁあ…!」 泣きわめき暴れ、無様な姿をさらしつつ死に怖じるムサシ。 …この姿を、あまりに人間らしいこの姿を見ているからこそ。 最終回(第五十一回)での彼が、あまりに真摯で清廉で、そして痛々しいのだ。 ○ミチルが と結婚するとカンチガイのムサシ、頭抱えて外に飛び出す… ムサシ「おしまいだ、もう何もかもおしまいだッ!」 彼はいつの間にか、あの教会の前に来ていた。 ムサシ「考えてみれば俺は、地球の平和のことなんてどうでもよかったのかもしれない。 ミチルさんと一緒にいる…それだけが楽しかったんだ」 そう、それが彼の戦う理由… その理由は今失われたのだ、だから… ムサシ「やめた…ゲッターチームなんて、俺はもうやめたァッ!!」 走るムサシ。リョウとハヤトに向かい、彼は問う。 「何のためにお前たちは研究所にいる(戦っている)のか」と。 ムサシ「人類と宇宙の平和のため…それだけか?本当にそれだけか?!」 唐突に、リョウたちに向かってこんな重々しい問いを突きつける… が、その時、メカザウルス襲来の急報! 出動要請にそっぽを向くムサシ、だが… 「ムサシ君!しっかりね!」 ミチルの一言で俄然張り切りだす、何てステキなムサシちゃん! (だが、彼の思考の流れは決して矛盾していない… ところでリョウ、ハヤト、きみたちは何て答えるんだい? ムサシの「問い」にさ!) |
第四十八話 マグマの恐竜帝国へ突入! |
☆三行あらすじ紹介 |
○マグマ層を透視するゲッター線レントゲン装置を開発した早乙女研究所、見事マシーンランドを発見! ○気のはやりやすい若者三人、マシーンランドに潜入を試みる…だが、そこは何とニセのマシーンランドだった! ○自爆装置を起動され、大慌てで脱出するゲッターチーム。メカザウルス・ゾルも何とか破壊し、命拾いを果たした。 |
☆ゆどうふ感想 |
○アサ太郎の目んたま飛び出させて、双眼鏡として使う文次親分。 …ででで、弟子にしてーーーーーーーーーーーーーーーー!! ○ゲッター線レントゲン装置より発射されたゲッター線は、マシーンランドに届いていた! 帝王ゴール「マグマの中にゲッター線を放射されたらどうなる! この恐竜帝国も汚染されてしまうのだぞ!」 彼が、「汚染」という単語を使っているところに着目。 「汚染」…すなわち、汚して染める。 恐竜帝国、「ハ虫人」にとって、ゲッター線というものが邪悪でしかないということがわかる。 ○メカザウルス・ヤモから逃れ、一安心のムサシ… ムサシ「やっぱり地上はいいなあ…海も山もきれいだし、何より空気がうまい」 …なあムサシちゃん、きっとそれは「ハ虫人」たちもそうだと思うんだ。 前話(四十七話)で、帝王ゴール様もそうだったように― (こういう観点で私は小説かいてます) ○しかし、恐竜帝国に潜入して帝王ゴールを暗殺すると言うこの作戦、 尋常でなく冷静さとまともさと計算高さと、何より勝算に欠けています。 帝王ゴールを暗殺するだけなら、そりゃ次の帝王が出てくるだけだよ! 相手を殺しても、すぐに兵士たちに囲まれて三人仲良く殺されるだけ… 早乙女博士が何でこんな無茶を許したのか、それもまた理解できません。 |
第四十九話 大爆発!くたばれ恐竜帝国 |
☆三行あらすじ紹介 |
○ゲッターチームは恐竜帝国マシーンランドを地上に引っ張り出し、殲滅すると言う作戦を立てる。アイデア元は文次親分のたぬき狩り。 ○しかし、簡単にマシーンランドを渡すほど恐竜帝国軍も甘くない。あっさり恐竜兵士に囲まれるが、ムサシの機転で何とか脱出。 ○そしてコントロールルームを制御、地表に引き上げることに成功!渾身のゲッタービームで、マシーンランドは巨大な花火と化した…! |
☆ゆどうふ感想 |
○文次親分たちのたぬき狩り… 文次「たぬきは穴に入ったら自由だ、穴に入ったらこっちが不利だ!いぶりだすのが一番よ!」 そこから「マシーンランドを地上に引っ張り出す」アイデアを、目を光らせながら得たリョウ! ムサシ「おい、冗談じゃねえぞ!たぬきと一緒にするなよ!」 うんムサシちゃん、多分ゴール様たちもそう言いたいと思う。 ○出撃!メカザウルス・ヌメ! キャプテン・グルバ「メカザウルス、出撃いたします!」 何でお前ピースサイン出してんだ何うれしがってんだコラ ○メカザウルスのコックピットを占拠しようとする三人、だがその動きは読まれており… あっというまに恐竜兵士に囲まれるゲッターチーム…! ムサシ「ちぇっ、おもしろくねえの!」(なんかあっさりしすぎだよ(笑)) と、しゃがんだとたんに、ブーツに挟まっていたけむりのもと(文次親分がたぬき狩りで使用)を発見! うまいことそれを使い、苦境を乗り越える三人… リョウにほめられたムサシ、さらっとこう答える: ムサシ「なあに、礼なら文次親分のけむりのもとにいってくれ!」 ○マシーンランド操縦室に忍び込み、兵士に成り代わってマシーンランドを上昇させる三人! …恐竜兵士の死体を頭からかぶって。 恐竜兵士の死体をかぶって、真顔で操縦する三人。 恐竜兵士の死体をかぶって、ゴールと応答するリョウ。 …勘弁してください本当にもう。 (しかし、こいつら異様にマシーンランド内の移動を悠々とこなしています) |
第五十話 帝王ゴール決死の猛反撃 |
☆三行あらすじ紹介 |
○大魔神ユラーは、最後の手段として帝王ゴールに与えた…それは、無敵戦艦ダイ。これを駆り、彼らは最期の戦いを挑む。 ○ミチルの誕生日パーティのさなか、激戦の火蓋は切られた。超戦闘機スーパーコンドルとの空戦中、とうとうミチルが重傷を負う…! ○何とかスーパーコンドルも撃墜し、バット将軍操るメカザウルス・ゴダも倒した。だが、研究所も破壊されたゲッターチームに、果たして勝機はあるのか…?! |
☆ゆどうふ感想 |
○無敵戦艦ダイ…大魔神ユラーの話では、「マグマにもぐる機能がない」とのこと。 つまり、それは地上でしか動けない戦艦。それはすなわち、地上を征服するためだけに作られた戦艦。 どうりでスパロボとかでも強いわけです、無敵戦艦ダイ。 ○ミチルの誕生日パーティに乱入してきて浮かれる文次親分。 文次「ミチル姫のことなら、学校の成績のことからお尻のほくろの数まで知ってるわさ」 誰かーッ、ここにストーカーいます!ストーカーいますよーーーーーーッ!! ○最強の兵、最強の機体、最強の威容をもってして、決死の戦いを挑む恐竜帝国側。 もしも負けたら、と弱音を吐くバット将軍を、帝王ゴールは穏やかに叱りつける。 帝王ゴール「何を言うのだバット、この作戦に負けは許されん… もし我々がゲッターロボに負けるようなことがあれば、それは我々の死を意味するのだ!」 そう、それはまさに背水の陣。 帝王ゴール「我らにはもはやこの地上以外に、住み着くところはないのだからな…!」 ○海底で巨大な、巨大すぎるタコに襲われるゲッター3! ハヤト「こんなでっかいタコがいるもんか!これはメカザウルスだッ!」 …えーっと、でも、これはタコだから、その… メカザウルスメカザウルスメカザウルス… ○死闘の果て、バット将軍は海溝に沈んだ…メカザウルスとともに。 相争ったライバルのガレリイ長官も、彼の勇敢な最期に涙を流す… ガレリイ長官「我が政敵よ、安らかに眠れ…!」 そして、ウイングの破壊されたゲッター1の前に姿をあらわす無敵戦艦ダイ! 新たにあらわれたメカザウルスに囲まれたゲッターロボ… 果たして、彼らの運命はどうなるのか?! |