>外国語で考えるという刺激的な(?)テーマについて、思っていることをお返事で書きたいと思いながら、なんだかんだ忙しくて返事もできずにいます。以下は返事ではありませんが、『外国語学習に成功する人、しない人』(白井恭弘著、岩波科学ライブラリー)に書いてあったことをなぞって、顔をつないでおきたいと思います。
こにちわ、ijustatさん!ゆどうふです。 いつもながら、博学な知識の紹介をありがとうございます さっそく読ませていただきました^^
>もう一つの根拠は、「聴解優先」の外国語教授法が驚くべき効果をあげている、ということです。
全身反応教授法にしても、イマージョン教育にしても、情報量の大半を 聞くことによって与えているといえますね 今の学校の授業ではかなり難しいことですが… 読むことより聞くことのほうをネイティブは先に習得するわけですが 言語能力の構成として、音声のほうがより深い位置に在るから、ということになるんでせうかね、やっぱり。
>このような例は、インプットだけでは言語習得はできず、アウトプットも必要だという可能性を示唆します。
やはり、この辺がネックなんでしょうね、ちまたでいう英語教育の。 英語で日記を書いてみる…という類の本がつい最近ブームになりましたが(こんなの)、私はあれを結構よい兆候と見ています 書く、話すといったアウトプット活動は、どうしても聞く、読むというインプット活動より難しいものですから、避けられがちなんですよね…
>ところで、なぜ意味を理解することが言語習得に繋がるのかというと、その言語の「予測文法」というものが身につくからです。たとえば、英語がある程度できるようになると、He
gave me... と聞いたら、次に何がくるかは、無意識のうちに瞬時に予測できるようになります。He gave me
という情報をもとに、次にくるのは名詞で、たぶんプレゼントだろうとか、可能性の高いものを無意識のうちに予測します。(このような能力は日本語に訳していては身につきません。) > >会話をするときには、意味と形の関連付けを、かなりのスピードですることが必要となります。そのためには、このような無意識に使える予測文法が不可欠です。いちいち日本語に訳している時間はありません。(以上、p.97-98)
予測文法の習得、というものの巧拙は、やっぱりインプット量の過多に影響されますよねこのへんはやはり年の功…なのか^−^; ちょっと話は変わりますが、マインドマップというものを大学時代に本で読んで覚えたことがあります 詳しい説明はここにありますが、要するに「意味のつながりを図解する」という技法です これを作ることによって、予測文法の強化を行えないかなー…って、今ちょっと思いました("give"に"present"とか"a
doll"とかつなげていって覚える)。
でわでわ、たわごとでした!
ゆどうふ。 |