2050   Re^3:外国語で話す時
2005/01/22 18:25:47  pdca   (参照数 88)
これは 2049 [Re^2:外国語で話す時] への返信です

語学友の皆様、こんにちは。
昨年12月にフランス語の DALF B4 という試験を受けました。
課題が与えられて、それについて自分の意見を発表し、その後面接者と質疑応答するという試験です。
課題が与えられてから準備時間が1時間。その後の発表と質疑応答が20分くらい。

私は日本語でプレゼンの構成、述べるべきポイントを日本語で書いていきました。
途中でキーとなるフランス語の単語を二つほど書き出しました。(普段使わないので自分のものになっていない単語。発表の時に思い出せるように)

面接部屋に移る途中、他の受験生のメモ用紙が見えましたが、フランス語で書いていたようです。

私は話す内容さえ分かっていれば、あとはその場でなんとかなると思っていましたので、たぶん、面接官が「じゃあイタリア語でやってみましょう」とか「英語でやってみましょう」と突然言ってきても、出来たと思います。
これは純粋な会話のシチュエーションとは違いますが、「考える」というもやもやとした行為が、この場合は日本語の助けを得て行われましたが、その考えた内容、言うべき内容は、言語に引っ張られることなく頭の中に存在しているような気がしています。
その後の質疑応答は完全なフランス語モードですが、条件反射的にフランス語で返す部分と、一旦脳みそまで達してもやもやした部分で考えてからフランス語で発言している部分と違うレベルで存在するのかもしれないです。
喉の近辺での浅い呼吸と、肺まで下りる深呼吸と。