>こんにちは、pdca様。ijustatです。 > >>クローン人間
kuronningen >>苦労人間 kuroningen >>クローンいんげん
kuroningen >> >>日本語話者でなければ、区別がつかないのではないでしょうか。 >>なぜ日本語話者は区別して/区別できて、他の人は区別しない/できないか。 >>ijustat
さんがきっと解説してくださると思います。 > >いや、振られてしまいました(笑)。他の方々のお話を楽しもうと思っていたんですが。 > >そういえば、「1万円」と「1万年」も外国の人たちには難しいです。これは、「クローンいんげん」と「クローン人間」に当たりますね。 > >韓国語の話者は、「クローン人間」と「苦労人間」の区別はできます。でも、「クローンいんげん」という発音は難しく、何も説明をしないと「苦労人間」と発音してしまいます。実際によく起こるのは、「ニホネ(=日本へ)行きました」とか、「イチマネン(1万円)」のような発音です。また、「クローンいんげん」と発音すると、“苦労いんげん”と聞こえることもあるようです。 > >こういう日本語の現象は、私たちが外国語を勉強するときに、色々な洞察をあたえてくれるはずです。 > >まず、「クローン人間」と「苦労人間」の区別をするのは、日本語が子音の長短を区別する言語だからです。長い“nn”と短い“n”とを区別するのは、日本語の特徴といえるかもしれません。 > >どのくらいの言語で区別するのか知りませんが、韓国語では区別しています。ただし、日本語の“nn”ほど長く発音しません。 > >英語では、単語の中では長い“nn”は存在しないようですが、単語と単語の境界で“n”が重なる時に長い“nn”が発生するようです。 > >ギリシャ語では、単語の中であれ単語と単語の境界であれ、決して重なる同一の音を長く発音しません。それで、“ナヌイジ アンヌン キョフェ(分かれることのない教会)”と発音しなければならないのを、ギリシャ語の先生は、どうしても“ナヌイジ アヌン キョフェ(分かれることのなかった教会)”と言ってしまって、正しく発音してもらうのに苦労しました。だから、ギリシャの人が日本語を話す場合、「苦労人間」研究が是か非かという議論をすることになると思います。 > >「クローンいんげん」という発音は、非常に特殊で、日本語の「ん」が持つ独自な特徴をあらわしています。「ん」の特徴は、1)1拍の長さを持つ鼻音であり、2)後続する音に調音点が同化するということです。この2番目の特徴は日本語にしかないと、長い間思っていましたが、オランダ語の教材テープを借りて聞いていたとき、この音が出てきました。 > >ワールドカップがあった頃、学生たちに「ん」の音を教える時、これは日本語とオランダ語にある特徴で、ヒディンク監督もこの発音をしているはずだと説明すると、学生たちの顔色が変わり、多くの学生が正しく発音できるようになりました。(笑) > >……と、ここまで書いたところで、ちょっと食事に行ってきます。続きはまた後ほどここに書き足します。(前の部分も修正するかもしれません。) > >ではでは。
ijustatさま お食事は如何でしたか。私もインゲンと牛肉のオイスター炒めでも作ろうかと思いました。(笑)ちなみでアメリカでは「料理の鉄人」20年程前の日本で放送された分。が放映されていて、人気があります。あれのお陰で「わさび」「えのき」「椎茸」(勿論shiitakiと発音されます)などのが食べ物の日本語名詞が英語化したのではないかと思っています。恐るべし、マスメディア。 pdcaさん。面白いですね。 てっきり、「クローン人間研究の是非を激論」しあうのかと思いましたが。。。 さすが「外国語脳」ですね。
その後の考察楽しみにしております♪
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