ijustat様、こんにちは。
シンポジウムに、早稲田の文学部助教授、宮城徳也さんがパネリストにいらっしゃいました。 ギリシャ語・ラテン語を教えていらっしゃるそうですが、学期の初めに学生に対し「どうしてこの授業を選んだか」というアンケートをしたそうです。 答えの中に、以下のようなものがあったそうです。
ギリシャ語については「アテネオリンピックが開催されるから」 (ちなみに彼の教えているのは古典ギリシャ語です) ラテン語については「ラテン音楽に興味があるから」 (大きな勘違い)
西本先生はダンテが読みたくてイタリア語を始められたので、私のように言葉の持つ豊かな魔力/可能性を捨象して、「売った、買った、いくら」でしか言葉をとらえない態度が(文学部での教え子としては)残念なことだと思っていらっしゃるのでしょう。 もちろん私もそこまで極端ではないですし、時間が許せばそちらの方面にも首を突っ込んでみたいとは思っていますが、とりあえずは道具としての外国語、その外国語を効率的に学ぶための手法に興味の中心があります。
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