1929   豊かな発想には大きな紙
2004/04/17 10:34:45  pdca   (参照数 54)
語学友のみなさまこんにちは。
連結決算で今月はずっと忙しいのですが、最近気づいたことがあります。
米国の子会社から送られてくるExcel のスプレッドシートがやたらと横に長いのです。
これは、米国には legal size という紙があるので、この紙に合わせて作ってきたものです。

日本ではオフィスもA3・A4 のA版で統一されてきましたので、ワークシートは、少なくとも完成形はその縦横比でできあがります。

ひょっとしたら、米国人は我々に比べてアイディアを一つ余計に出せるのかもしれません。
我々がどんどんシートを右に伸ばしていって、スペースが無くなって考えるのを止めるのに対し、米国人はさらに考えつづけられるのです。

実際はスクリーンの上ではどんどん伸ばしていけるし、A4を横に何枚も継ぎ足す絵巻きのような表を作ったって構わないのですけれども、「資料は一枚でまとめなさい」とか「できあがり」を意識してワークシートを作るとどうしてもA4の縦横比に縛られてしまいます。

大昔に読んだ本に、「豊かな発想には大きな紙が必要だ」というようなことが書かれていました。
考えを展開させるキャンバスが小さければ、その大きさに制限されてしまうということです。
それ以来私は考え事をするときはA3の紙を使っています。

ちょっと外れますが、考え事には Buzan の Mind Mapping のテクニックを使っています。
興味のある方は こちら