1926   Re^5:やっぱり漢字に強い
2004/04/17 1:11:39  ijustat   (参照数 47)
これは 1924 [Re^4:やっぱり漢字に強い] への返信です

NOVIOさん、お久しぶりです。ijustatです。

>ギリシャ語って音が日本語に近いですよね。
>〜ZAKIっていう地名も崎っぽいとこにあるみたいですし。

そうですね。それで私の苗字はギリシャ語のように聞こえるのです。

私のギリシャ語の先生からは、私の苗字の固有のアクセントで読んでいただけずに、終わりから2番目の音節に強勢を置くギリシャ語の“-aki”のアクセントで呼ばれています。ちなみに、“-aki”というのは、“小さい”を意味する接辞です。(笑)

そういえば、ギリシャの人たちは日本の地名に親しみがあるようで、「ギリシャ語のようで美しい」と、その神父さんからも他の人からも、言われたことがあります。たとえば、“ナガサーキ”とか、“ヒロシーマ”などのように。私は、そういう発音ではありません、と喉まで出かかったのをこらえました。本当の発音を聞いたら、イメージが壊れるかもしれないと思って……。

>アラビア語でYOUを「あんた」というように単なる偶然かなぁ。
>
>江戸時代に「檀家(だんか)制度」ってありましたよね。
>宗門人別改め帳っていう単語とセットで日本史で覚えたやつ。
>
>これの語源はオランダ語のDankeと同じっていうのは本当らしいですね。
>サンスクリット語時代からかなぁ。もしかすると。

これは面白いと思って広辞苑を引いてみると、「檀家」は「だんけ」とも読むんですね(笑)。私はこれは「旦那、檀那」から来ているんだと思っていました。“だんな”はサンスクリット語の“ダーナ”だったか何かの単語から来ていて、この単語は“お布施”の意味があると聞いたことがあります。

このダーナという単語は、ラテン語の“dono(ドーノ:贈る)”ということばと同源だそうです。私がすぐ思いだせる英単語で同じ語源といえば、“dative(与格)”があります。他にどんな単語がありましたっけ。

とにかく、そうやって考えてみると、むかし物乞いが「右や左の旦那さま……」と言っていたこの“旦那”という単語は、“与える”という意味が生きていますね。

『広辞苑』は「檀家」でオランダ語との関係には言及していませんでしたが、オランダ語の“Danke(発音は“ダンケ”でいいんですか)”も、形がよく似ていますね。意味も似ているんでしょうか。