>ショウコさん、こんにちは。ijustatです。 > >イースターのうさぎというのは初めて知りました。 > >韓国ではキリスト教が近代以降の韓国の文化としてだいぶ根付いていて、その起源はほとんどが、アングロサクソン系のアメリカかイギリスの宣教師によるものです。(カトリックの場合は違うでしょうが。) > >しかし、不思議なことに、“イースターのうさぎ”は宣教師たちは伝えなかったようです。異教の文化に根ざしていることを知っていて、遠慮したのでしょうか。日本の教会ではどうなんでしょうね。韓国でクリスチャンになったので、日本のキリスト教事情については、何だかんだ言っても不案内な部分がたくさんあるのです。 > >しかし、復活節のたまごは、大いにやり取りします。これは、カトリックの幼稚園に通っていたときにも思い出があります。インディアンのような模様をポスターカラーで描いたたまごをセロファンに包んで、先生が園児たちに配っていました。そこでもやはり、ウサギの話は聞きませんでした。まあ、カトリックということもあるし、神父さんがフランス国籍のバスク人ということもあって、ゲルマン系の習慣には頓着しなかったのかもしれません。 > >ところで、うちの教会では、何も描かずに、ゆで卵をセロファンに包んで配っていました。日本語礼拝では今年はそれもやらず、ケーキを焼いて配りました。復活節のたまごの意味も、教会では聞いたことがありません。近年の韓国の教会では(特にうちの教会では)、キリスト教文化の伝統にあまり神経を使わないことが多いようです。イギリスでは各教派ごとに雰囲気がすごく違うという話を聞きましたが、韓国ではそう目立った違いは見られません。他の教派の教会の礼拝にも平気で行きますし。 > >正教会(Orthodox
Church)では、たまごを赤く塗って、それを復活節のアコルシーア(この語を“礼拝”と訳していいのどうかわかりませんが、英語では“service”と訳されています)が終わったときに、前に出てキリストの聖画に口付けした後でもらいました。去年、幼稚園に通う下の子と一緒に行きましたが、赤い塗料に鉄分が含まれているらしくて鉄臭く、「まずい!」と言って食べませんでした。私も慣れないにおいに苦労して食べました。(笑) > >ところで、面白いのは、カトリックはラテン系に多く、プロテスタントはゲルマン系、正教会はギリシャとスラブ系に多いということです。これはきれいに図分けできるものではありませんが、外国語を学ぶときに、それぞれの文化に根付いた信仰を、尊敬の念を持って学ぶことは、非常に重要だと思います。そうしないと理解できないことはたくさんあるでしょうから。
ijustatさん。Happy
Eatser!(韓国ではそう言いますか?)
いろいろな国に色々な宗教があって、それをお互いに尊重して、配慮しあえば、 多様性は常に発展に繋がると思います。
アメリカのクリスチャンの教会を見ても、そうですね。 装飾の派手な(失礼)なカソリックの教会ではラテン語系の言語、スペイン語やポルトガル語、イタリア語を聞く事が多く、 質素でシンプルなプロテスタントの建物では英語、ドイツ語、多分北欧の言葉、(これは言語からではなくて人の外見から)を聞く事が多いです。 正教会の教会には行ったことが無いのでよく分からないですが、以前書いた「My
fat big greek
wedding」と言う映画で見たのが、きっと正教会ですね。カソリックと同じように、とても装飾的で、きらきらしている感じがしました。 やはり人間の歴史は宗教とは切れないのでしょうね。
司馬遼太郎さんが書いてますね。キリスト教のクリスマスは冬至の祭りで イースターは春の訪れを祝い、種まきの季節を告げる物で 夏至の祭りが、、、すみません忘れました(苦笑)そしてハローウィーンが収穫祭であると。キリスト教を布教する際に土着の原始宗教と結びつけて行ったのでしょうね。 人間の集団は食べることなく存在できないから、これは納得できる話です。
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