>>私が人からアドバイスを受けたり経験から学んだりした、韓国で生活する(または韓国人と付き合う)とき心がけている態度を紹介します。たぶん他の国でも(日本でも)通用する部分があると思います。 >> >>○相手にしてあげることだけを考え、見返りを期待しいない。 >>(難しいことですが、これはまだ韓国に来る前に、増田忠幸さんから忠告されました。いつもとはいきませんが、時々思い出してこの忠告を守ろうとしています。) > >上記のことに関して、韓国人も出てのドラマで(現地ロケ、現地スタッフ、現地俳優、女優も登場してのドラマです) >主人公がうけた親切にお返しになにか持っていったら >「韓国」の大家さんでもあるおばさんが日本からきた奥さんに >繰り返し言ってました。 > >「自分が受けた親切は、 >親切をしてくれた人に返す必要はない。 > >自分が受けた親切は忘れずに >別の困っている人を見つけたら、その人に親切にしてあげることだ。 >私はなにも困っていないのだから。」 > > >と反対に怒られてしまい、(お年寄りの域にはいりかけてるおばさんなので >文化の違いに気遣うよりも、習慣を教えてあげようとしたのだと思いますが) >日本式のお返しをしにいった彼女はすごくとまどっていました。 > >ウラを返せば、こういうことを見返りを期待しないということになるのでしょうね。
あまり考えたこともなかった発想ですが、なるほど韓国の考え方も合理的ですね。 親子の関係に似ているところがあるかもしれません。
親が子供を育てるときには見返りを期待しないです。 欧米に比べて、日本は将来面倒をみてもらおうとか、 見返りを期待する人が比較的多いかもしれませんが、 時代とともに減ってきてますよね。
子供は新たな家庭を作り、親から受けた恩を子供に返していくもの。 少なくともボクはそうとらえています。
>日本以外に、うけた親切から始まり、お祝い、不祝儀にお返しする >日本ならではの習慣によく似たおつきあいがあるところはほかにどこに >あるのでしょう。 > >お返しという発想は、欧米諸国にはないですよね。
欧米諸国にもあります。
特に改まった関係とか、富裕層ではそういう傾向が強いですね。 ただし、日本ほど形式的なお返しにこだわることはないような気がします。 バレンタインデーの義理チョコとホワイトデーの義理返しなんて謎って感じ(笑)・・
お返しが大変なので親切を素直に喜べないところまできては本末転倒ですよね。 受けるほうも、心からの厚意なのか、単なるお返しなのかが判断できないので ありがたみも薄れる気がします。
お返しも自然な気持ちからでてくるもの以外は廃止したいですね。 最近は年賀状やお歳暮、義理チョコも含め、虚礼廃止として禁止する 企業もでてきてます。効率的なのでそういう方向性は歓迎します。 もっとも海外に住んでると、年賀状くらいはやりとりしたい気もしますがねぇ。
>>○自分の立場をいつもコミュニケーションの出発点にする。 >>(韓国に来たばかりのときは、“No”と言えず、かなりたくさんバカを見てきました。そこから学んだ態度です。) >>○利害が対立したときは、まず自分の立場と必要から説き始める。 >>(喧嘩にならない交渉のための、私の方法です。デール・カーネギーの本から学んだことです。) >>○自分が何を言いたいのか整理された状態で話す。 >>(まあ、いつもできるとは限りませんが。) >>○相手が何を言いたいのか整理しながら聞く。 >>(ときどき、要するに何が言いたいのか確認すると怒り出す人もいます。でも、それは気にしないようにしています。) > >血液型がO型主流の国ばかりでなりたつ地球では >上記の発想のほうが圧倒的に多いようですよね。 >英語圏でも、その発想で話していますよね。 > >こういうのは、NOVIOさんに聞いたほうがいいのかもしれませんが。 >NHKのビジネスイングリッシュの講座でも、同様の発想をして話すことを >文章の例題で説明していました。 > >国連などで、話している日本の論理は >そういう意味で、弱すぎたり、なにか立場が十分に訴えられていないような >気がして、いつも残念に思います。
何がいいたいのか、賛成なのか反対なのかさえもよくわからない。 日本人にはそういう印象をもつ欧米の方が多いですね。 英国の人にもそういう傾向が若干みられます。島国根性なのかしら・・
韓国はやっぱり大陸つながりでたえず外部にさらされてきたので、 自己主張を自然にできる環境だったのでしょうね。そんなことを習ったような。 この点からは韓国人のほうが英語学習は有利かもしれませんね。
>>○いつも勝とうとは思わない。 >>(時には相手に勝たせてもいいと思うと気が楽になります。本当は
Win-Win
になるのが理想ですが。) >>○寛容であることに努める。 >>(相手は私と違う“正義”を心に抱いていますから。) > >どうも日本人どうしだと、島国根性、ほとんどみんなおんなじことを考えてるはずなのにって思いが先にたちますね。こわいことに。わかってくれたっていいのにぃと >近い世代の人には、特に思います。 > >外国人に対しては、ちがって当然と思うし。世代の違う日本人にたいしても、ちがって当然と思ってますし。そういうときは、環境と条件のせいでなぜ、変わったのか >納得はいくんですけどね〜
メソポタミアでしたか、エジプトでしたか、数千年前の遺跡から出土した文字を 解読したら「近頃の若者たちは・・」とのぼやきだったときいたことがあります。 そんな昔からジェネレーションギャップってあったんですよね。 近頃っていつの話やねん。
世代とか国籍以外にも環境や条件にもいろんな要素があるので、 考え方って変わってきますよね。同じ日本人でもLapisさんとボクとは かなり違うと思いますが、それがどこからきてるのかは誰にもわからない。 みんなちがうこと考えてる・・それを前提にしないとやってけませんよね。
>>○恩は忘れない。 >>(目標であって、徹底はできていません。) > >日本においては、恩はとことん忘れないように、気をつかうし >お返しが大変になると気の毒なので、 >相手に対する親切も相手のお返しが大変にならないように気遣ったり >こちらの祝い事が重ならないように気遣うし、 >なるべく恩をうけないように気もつかっています。 > >うちは同居で、田舎なので、ものすごい量のお祝い、入院しても、すごい量のお見舞いがきてお返しするときは、その段取りだけで一日つぶれてしまうという具合なのです。送るわけにいはいかない家に、訪問するだけで数日つぶれたりするし。(日本の気をつかう文化はすばらしい気遣いかもしれないけれど、お返しはいらないという習慣にしたほうがいいとよく思うし、日本人からもよく聞かれますよねぇ) > >この場合の「恩を忘れない」は、韓国ロケのドラマのおばさんの発想を信じるならば、忘れないで、困っている人を見たとき、自分が助けられる立場ならば、助けなさいというふうに韓国式に納得したらいいのかなと、ここで気になりました。
恩を忘れないっていうのは大切ですよね。 形式的にお返しはしなくても、だから相手のいうことを聞かなきゃいけないとか、 そういうことはなくても、感謝の気持ちはずっともっていけたらと思いますね。
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