ある倶楽部でテレビ番組の「実況格闘大会」についての書き込みを目にしました。
全国の実力派実況アナウンサーが集い、初めて見る、数分のVTRを 画面の動きから遅れを取ることなく、ちょっとした変化も決して見逃さず、 情報の正確さもさることながら、軽いユーモアを含ませたり、 リズムをつけたりして、聞く人をその世界に見事に巻き込んでいく 職人芸を競うという番組。さすがプロ。言葉の魔術師のようだったとか。
就活でアナウンサー職を受けたとき(不合格でしたが)、 先輩のアドバイスで、歩道橋の上から駅前の風景をプロレス風に 実況する練習をしました(笑)。結構こういうの得意なんですよね♪
「買い物かごをひっさげておばさんが走ってまいりました。 おっとこれはいけない。おっさんが突然赤信号を無視して乱入! おーっ、ポニーテールのおねえさんがすごい勢いで駆け込んでくる。 はたして最終電車に間に合うのでありましょうか。 はたまた渋谷か、それとも群馬か。 これは大変なことになってまいりました・・」って具合♪
カラオケで六甲おろしの間奏の間、画面上めまぐるしく展開する 阪神優勝のシーン、道頓堀のファン、吉田監督の胴上げのシーンに合わせて、 思いつきで即興実況したことがありますが、店のマスターが大感激。 是非もう一回と・・リクエストが(笑)
さて前置きが長くなりましたけど、この能力が語学に役に立ちました。 その場で見たものを言葉で伝えることができるので、 思いつきで英語がすらすらとでてくるんですよ。
文法や単語をしゃべれるってことと、思いついたことを しゃべることのできる能力とは別だと思います。
英会話やフランス語会話を勉強しているとき、話題はなんでもいいから、 思いつくままに、見たままに、とにかく2分間休まず、
しゃべりつづける練習をしました。結構役に立ったと思います。
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