私が人からアドバイスを受けたり経験から学んだりした、韓国で生活する(または韓国人と付き合う)とき心がけている態度を紹介します。たぶん他の国でも(日本でも)通用する部分があると思います。
○相手にしてあげることだけを考え、見返りを期待しいない。 (難しいことですが、これはまだ韓国に来る前に、増田忠幸さんから忠告されました。いつもとはいきませんが、時々思い出してこの忠告を守ろうとしています。) ○自分の立場をいつもコミュニケーションの出発点にする。 (韓国に来たばかりのときは、“No”と言えず、かなりたくさんバカを見てきました。そこから学んだ態度です。) ○利害が対立したときは、まず自分の立場と必要から説き始める。 (喧嘩にならない交渉のための、私の方法です。デール・カーネギーの本から学んだことです。) ○自分が何を言いたいのか整理された状態で話す。 (まあ、いつもできるとは限りませんが。) ○相手が何を言いたいのか整理しながら聞く。 (ときどき、要するに何が言いたいのか確認すると怒り出す人もいます。でも、それは気にしないようにしています。) ○いつも勝とうとは思わない。 (時には相手に勝たせてもいいと思うと気が楽になります。本当は
Win-Win
になるのが理想ですが。) ○寛容であることに努める。 (相手は私と違う“正義”を心に抱いていますから。) ○恩は忘れない。 (目標であって、徹底はできていません。)
かなり不義理な性格であるにもかかわらず、韓国で生活しながら、どうにか食いっぱぐれずにいられるのは、これらのおかげかもしれません。
ところで、ここ数年間、韓国語が上手ですねえなんて全然言われなかったのに、昨日と今日、連続でそれぞれ別の人から、韓国語が上手ですねえと言われました。私の韓国語に何か深刻な問題が起こり始めているのかもしれません。(汗)
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