1718   続 ゆどうふさんへ
2004/02/23 13:58:13  lapis225   (参照数 21)
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>こういう地道な訓練を、いかに「努力嫌い」の人間にやらすか。
>(個人が勉強するなら、その人の性格で成果の有無が一気に決まりますが…)

努力嫌いは
すべて派手にほめる、よくないところはあとこれだけやればなぁと
ハードルを低くして、飛び越える快感を覚えてもらうことだと思っています。

うちの子供たちの幼稚園から小学生時代は私が家庭教師状態でした。
今のところ、おもいっきり大成功しています。彼らの友人に対しても!

またどんなに学力低下気味であろうと、努力嫌いであろうと
この達成する喜びを感じると「人間」そのものがどんどん変わっていきます。

接骨院にきた小さな子供さんたちは私が相手をして遊ぶと
遊びのなかでもどんどん学んで帰っていきます。
(うちの接骨院では、院長が35歳、女の人は、私をいれて三人
24歳35歳そして私です。)

時には数について、絵のかきかたについて、言葉について
お母さんやお父さんが診察をうけている間、相手しながら
いっぱいほめながら、教えると彼らはみんな
目を輝かせて、興味をもって知りたがります。

今のお母さんがたに気づいてほしいです。
どんな接し方が学力をのばすか。まっすぐに努力する気持ちを養えるか。

これはどんな年齢にでも応用できます。
たとえ高齢のかたでも、教えかたしだいなのです。

私は一時、同年齢の人に油絵も教えていました。
(一応展覧会では自分の身長と同じくらいの油絵を描いて
出品し、和歌山県展で7回、神戸の展覧会で一回入選していましたので)
同様の発想で教えていましたら、
私の生徒である奥さんはめきめきと上達しました。
最初は、おもいっきり、デッサンすらひどかったひとが。

ただ、どんな年齢の人がどんな考え方で生きているか。
どんなタイプの人がその同年齢のなかにもいるか。
相手はどういう説明に反応する人か。など、観る能力も必要かもしれません。
この能力のほうは、今、昼間のセールスの仕事で生きています。
(なんでも役にたつものですね。。商品説明も私がすれば、みんな
ひきこまれる)
これは人生経験のなかで見えてきて養われるものかもしれません。

でも、
幼児、小学生、中学生、高校生。。。
それらは過去にすぎさった自分の時代を思い起こせば見えます。
時代は変わってるようで、人のこころの基本はいつも同じなのに
過去の小さかったころの記憶を忘れている人が多いのは残念なことです。

私は、幼稚園のころに自分がなにをどう感じたか。
そんなことまで覚えています。
(こんな人は珍しいみたいですね。。。)

ここでは私は(現実のまま)45歳の大人として書いていますが・・・
(今となっては年齢を明かさず書いたほうが、良かったかなと思います)
中学、高校生、大学生の集まるチャットではだれも私がはるか年上だと
気づきませんでした。そのときも、人の心の基本は同じだと確信しました。

相手の年齢やおかれた環境での考えかたに近づいて、教えれば
どんな教育にも解決方法が見つかると信じています。