ijustatさまこむにちわであります(なんか違う)!ゆどうふです。
>つひにうひ山ふみをば手に入れそろ しかして其本文のみ入力致しアップロードいたしゝゆゑまをしあげそろ URLは下記のごとくそろ > > http://ijustat.tripod.co.jp/gaikokugo/uiyama.html > >……というわけで、「うひ山ふみ」の本文をアップロードしましたので、ぜひご覧ください。
をを、すごいですね!これだけの(入力しにくい昔の)文章をパソコンで打つのはきっと 大変なお手間だったでせう でも、このデジタルデータはすっごく役にたちますよ! (そういう古典をデジタルデータしたものを探してリンクするページがどこかの 大学の先生か誰かによって作られていたと思いますので、 その方に連絡するとはなぢを吹いて喜ばれるかもしれません)
>本居宣長先生の平易ながら独特な文体で、ちょっと読みにくいかもしれませんが、ダウンロードしたりプリントアウトしたりしてゆっくりとご覧ください。学問の一段落したゆどうふさんには、共感の持てる部分がたくさんあると思います。
そうですね、この辺が特にポイントでした↓
「然はあれども、まづかの学のしな/゛\は、他よりしひて、それをとはいひがたし。大抵みづから思ひよれる方にまかすべき也。」
本居さんはこれをきっと「大人の学習者」向けに言っておられるのだと思います。神経もかなり出来上がり、独自の性格もほとんど固まったこの時期に新しいやり方を強要されるのは苦痛ですから。私も、「お前はこまぎれに勉強しすぎだ。一回三時間ぐらいは続けて同じ勉強をしろ(私は45分勉強+15分別の勉強、というように15分をユニットにして計画を組みます)」といわれたら、出家します^−^; ただ、子供さんにはどうか…?うーむ。だって、勉強の習慣自体がまだちゃんとしてないわけですから。私は勉強法自体をきちんと教えるべきだとも思っていますので。
「いかほど学びかたよくても怠りてつとめざれば、功はなし。」 すんません、すんません(血涙)
「此道は、古事記書紀の二典に記されたる、神代上代の、もろ/\の事跡のうへに備はりたり。此二典の上代の巻巻を、くりかへし/\よくよみ見るべし。」 古典として知っていても、よんだことはないんですよね。 今年の目標に「世界の古典を読み倒す」っていれてあるんで、よんでみませうか。
「又いづれの書をよむとても、初心のほどは、かたはしより文義を解せんとはすべからず、まづ大抵にさら/\と見て、他の書にうつり、これやかれやと読ては、又さきによみたる書へ立かへりつゝ、幾遍もよむうちには、始に聞えざりし事も、そろ/\と聞ゆるやうになりゆくもの也。」 リーディング技術の考えですね。 英文を読むときもこういうことします。
「哥をよまでは、古の世のくはしき意、風雅のおもむきはしりがたし。」 美的センスにかけている私としては胸が痛いです^−^;
本居宣長さんはさすが偉大な著作を残しただけあって、学問に対する考えも結構 かっちりしているんですね。「注を作れ」のあたりにそんなことを感じました。
多分今の教育現場だと彼の名前は「江戸時代の学問・文化」のところで 「古事記伝書いた人」としかおしえられないでせう。 でも、こういう彼の考えは学生さんにとっても有益なので、 ちょっとはおしえられてもいいんじゃないかなあ…なんておもいました。 こんなにイカしてるのに^^
でわでわ!
ゆどうふ。
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