1188   Re^6:ギリシャ語どうしの対訳
2002/09/16 18:09:57  ijustat   (参照数 12)

ゆどうふさま、こんにちは。ijustatです。今プレースメントテストをしているのですが、時間が余っているので、ちょっと書き込みをします。

>うう、身につまされます^−^;私も歯に痛みを感じ、この間歯医者にいったのです。
>でも「穴あいてません」といわれ、すごすごと引き返してきました。
>しかもこういうの、初めてじゃないんですよね。二回目です。…気にしすぎかっ?!

それは、韓国語で「プンチ」と呼ばれている症状でしょうか。プンチというのは、歯に穴はあいていないのですが、時々歯が凍みる現象を言います。私はなったことがありませんが、妻と上の子が、歯が痛くなって歯医者に行ったら、「プンチ」だと言われたそうです。

>シュリーマン式って、かなり力押しのように思われている方法ですけど、
>私個人的にはそんなに悪くはないと思っています。

シュリーマン式は、ずっと個人的に研究(?)していますが、なかなかいい方法なのではないかと思っています。暗記中心の学習方法ですが、その結果、見る見るうちに上手になっていったのを考えると、かなり合理的なシステムがその学習方法の中にあったのではないかと考え、私はその方法の再現を試みています。

おそらく、暗記が理解力を伸ばし、理解力が伸びることで、また暗記力も伸びていったのではないかと考えています。そのわけは、最近新約聖書から3つの段落を暗記しましたが、昨日、今までほとんど歯が立たなかった「ローマ人への手紙」を読んでみたら、難しいことは難しいのですが、単語を調べてじっと考えていると、理解できました。これは私にとっては大きな発展です。たった3つのパラグラフを暗記しただけで変化があるのですから、この変化は後に暗記をするときにも現れると思うのです。

それから、ネイティブ・スピーカーの先生から習っているという点も、重要な要素です。しかも、その先生にあまり負担のない方法で教えてもらっている。大いに学ぶべき点が、シュリーマンの学習方法の中に隠されていると思います。

シュリーマンは、西洋語を学びましたが、もし韓国語や日本語を学んだら、そうとう苦労したことでしょう。アリストテリス神父さんも、同じクラスで韓国語を勉強する日本人はどんどん上手になっていくが、自分はなかなか上手にならないと言っていました。

同じことが、私たちが外国語を勉強するときに起こるわけですが、しかしそれでも、私はシュリーマン式の学習方法に、希望を持っています。

>ところで、シュリーマンさんは何ゆえにそんなにたくさんの語学を勉強したんでせうね。
>…純粋な趣味でしたっけ?だったらすごいですなあ^^

実は、シュリーマンは、若い頃、丁稚奉公時代に、自分の許婚と早く結婚できるように、独立する必要があって、死に物狂いで外国語の勉強をはじめたのです。そのためにまず英語を勉強しはじめました。それからフランス語を勉強し、その後に、それらと似た言語をいくつか勉強しました。その後、ロシア語が必要なことが分かり、ロシア語を独学で身につけたのです。

後にギリシャ語を勉強しましたが、それはいよいよ自分の夢だったトロヤの遺跡を発掘する段になって、その準備として、ギリシャで2年ほどギリシャ語の勉強をするのですが、それも趣味ではなく、自分の目的のためでした。

つまり、若いときの外国語学習は、ビジネスに成功するためで、後に外国語を勉強したのは、発掘のためだったのです。