824   Re:ひとつ聞いていいですか?
2002/01/05 15:12:40  aisya96   (参照数 12)
> 習う, 学ぶ, 教わる
> 三つの意味の差は何ですか
そうですね。
まず、「教わる」という言葉は受動態が示すように、「教える」主体を言外に意識した言葉ですね。「英語を学んでいる」というと、「誰に?」とはあまりきかれませんが、「英語を教わっている」というと、次にはたいてい「誰に?」と聞かれるでしょうね。また、「習う」というのは、どうも言外に学校などの学習の場を意識した言葉のようです。「英語を習っている」というと、次にはたいてい「どこで?」と聞かれます。
つまり、三つの言葉は意味は似ていて重なり合う部分も多いのですが、「教える主体」も「特別な学びの場」もないような場合、つまり、家で独学しているようなときには「学ぶ」しか使えません。
また、勉強の内容についても、学問的なものには「学ぶ」を使っても、特定の料理の作り方といった実用的、技能的なものには、あまり「学ぶ」という語は使われないようです。

> それに 触(さわ)る と 触(ふ)れる は
> 同じ漢字を使ってるし意味も同じ(と思います)
> って何が違いますか?
「触る」の方がより物理的、直接的であり、「触れる」の方がより抽象的意味までも包含している感じですね。また、同じ物理的接触でも、「触れる」の方が婉曲、上品(日本語では往々にして婉曲=上品です)な感があります。
「異文化に触れる」は「触る」ではだめですし、「柔肌のあつき血潮に触れもみで…」も「柔肌に触りもせず」ではまずいでしょう。

> P.S よかったら 私もこのクラブで韓国語の講座やってみよっかな > <
いいですね。