717   Re^2:ドイツ語モード ←音の翻訳
2001/10/06 23:14:58  C?E¨C?   (参照数 13)
C?E¨C?です、しばらくぶりです、みなさん。
さて、詩(歌詞)や、俳句などの翻訳ってのは
特に音の流れを無視しないようにしないといけませんね。
(どんな文章、セリフでもそうでしょうが、いちおうわかりやすく『詩』にて)

ボクの大好きな萩原朔太郎の詩の一部に
『竹、竹、竹が生え』というのがあります。
どこで見たのやら訳者が誰だったのやらわすれましたが
仏語にて『pouce, pouce, pouce les bambous』
と訳されていたのを見てドギモを抜かれたのを思い出しました。

直訳すると『生え、生え、生え、竹』になっているのです。

『竹:TAKE』という2音節の単語の連続がかもし出す独特の音の緊張感は、
『bambou』という2音節+子音の単語の連発では物足りなく、
『pouce』3連発に置き換えたのでしょう。

『bambou, bambou, bambou poucent』との音の流れの違いは
明白ですよね、みなさん?

C?E¨C?でした♪

この発言に対する返信…718   Re^3:ドイツ語モード ←音の翻訳
                 719   Re^4:ドイツ語モード ←音の翻訳
                   720   Re^5:ドイツ語モード ←音の翻訳