223   Re:222-Re:218-外国語の辞書
2001/02/16 01:08:18  ijustat-lj   (参照数 11)
こにちわゆどうふさん!ijustatです。

>そうですね。「興味の発露」としてもとてもいいし、なにしろ部屋のインテリゲンチャっぽいあくせさりに^−^;(それは違う)

あはは、確かに言えてますね。だから、大型の本は、居間の方に置いて、小さい本や薄い本は、自分の勉強部屋(兼仕事部屋)に隠す・・・とは、なかなかいかないものですが。(笑)

以前、韓国の教育放送でテレビの日本語講座に出たとき、後ろに置いてある本のタイトルが気になって、撮影の合間に手に取ってみたら、開きませんでした。模型だったのです。

>私はシュミでコリンズのてのひら辞書(英独・独英や英仏・仏英など)をあつめていますが、ちょいびきに便利。
>手のひら辞書は重宝ですよ。

そうですね。私も、最近持ち歩いていませんが、以前、“てのひら辞書”の英和辞典と和英辞典をかばんに入れていたことがありました。でも、英語が必要になることがめったになく、必要なときにはたいていまわりに英語の辞書があることに気づき、持ち歩かなくなってしまいました。

最近、授業中に電卓を叩く学生がいると思って、その学生が叩いているものを見ると、電子辞書でした。あれは、いいですね。中型の辞書数冊がポケットに入ってしまうわけですから。今後は、ひょっとしたら、小学館電子百科事典とか、大修館電子大漢和辞典なんてものが、出回るようになるかもしれません。

辞書の最大の問題点は、収録語彙の充実と辞書のサイズの小型・軽量化とのせめぎ合いだと思うのですが、電子辞典は、その問題をあっけなく解決してしまったわけです。

あるいは、情報通信が発達したら、携帯電話などに連結して、どんな言語の辞書でもアクセスだけで簡単に検索できるサービスが出てくるかもしれない。それが、手元にある辞書を引くよりも速くできるようになれば、完璧ですね。

あと、私が夢見ているのは、普通に電子テキストを読みながら、気になった単語の部分をクリックしたら、コンピュータの辞書ソフトが自動で単語の部分を認識して、その意味の説明をしてくれるようなものです。現に、こういうのを研究している人は、たくさんいるようですが、言語研究が至らないため、まだ実用までは行っていないようです。

たとえば、英文を読みながら、atを含む慣用句の意味が知りたくてそこをクリックしたら、即座にその文脈に適した語釈が出てくるような辞書。前置詞 at の意味がずらりと出てきては、たまったもんではありません。でも、訳語が一つポツンと出てくるのではなく、英語の先生が簡潔に教えてくれるような訳語がいいですね。

ものすごく欲張りな注文のようですが、実は、自然言語処理を研究している人たちは、そういうことをしようとして、頑張っているのです。コーパス言語学に関する本で読んだだけですが、本当に、いろいろな研究をしているようです。だから、きっとそのうち可能になるだろうと思います。ゆどうふさん、そういう研究をなさってみては・・・。